=====================================================================  以下は、kakimacP.lzhに同梱されるヘルプファイルを簡易的にテキスト化 したものです。その過程で、グラフィックが削除されているのを始め、内容の 一部が欠落している場合もあります。できればヘルプファイルを参照してく ださいますよう、お願い申し上げます。 ===================================================================== 書きマクロ for 秀丸エディタ HMWLP Ver.3 -------------------------------------------------- 1997/04/20 水銀水(Suigwinsui)/小田明夫(HGD01603) [目次] 1.WinLPrt(5.27)について WinLPrt概略 プレビュー WinLPrtでの設定 2.マクロサーバについて 「秀まるおのマクロサーバ」導入 3.HMWLPについて HMWLPの概要 インストール(導入手順) 起動法(HMWLP.MACを動かす) 動作内容(起動状態による) オプションの動作設定 4. その他 新版での変更内容 HMWLPの制限など アンインストール お礼など このヘルプでは二次のヘルプウィンドウが開きます。これを閉じるのが意外に面倒だ ったりします(^^; 二次ウィンドウを閉じたいときは、[Esc]キーを押すと簡単に 閉じられて便利です。 この目次以外のページで、左上にあるをクリックすると、常にこの目次に戻れます。 WinLPrtがVer.5.25以下の場合は、別途HMWLP Ver.2のアーカイブにあるマクロを使って ください。HMWLP Ver.3 ではうまく動かないかもしれません。 (C)1997/04/20 水銀水(Suigwinsui)/小田明夫(HGD01603) INTERNET URL WinLPrt概略 WinLPrt (Ver.5.27)とは? ●WinLPrtの概要 WinLPrt は、テキストファイルを印刷するための印刷専用ソフトです。プログラムリス トなどを印刷するためのツールとして開発が始まったようですが、その豊富な機能・柔 軟な設定内容などによって、Windows95のテキスト印刷系ソフトを代表する存在へと一 気に駆け上がった、疾風怒濤なソフトウェアです(^^)。 ●魅力的な新機能 WinLPrtは、テキスト印刷ソフトで実現できるジツに多彩な機能を実装しています。従 来から(1)縦書きプレビュー&縦書き印刷、(2)拡張型の「ファイル名関連付け」機能に よる書式の自動設定、(3)多段組(一応10段組まで)/袋とじ/逆袋とじ印刷などの多様 な書式、(4)日本語文書で有用なキーワードの非単語認識、(5)DDE機能の充実による他 ソフト(秀丸エディタなど)との連携……など魅力的な機能を満載していました。ま、 それらの詳細はWinLPrtのヘルプならびに作者自身によるインターネット上での解説ペ ージを参照して頂くとして、ここではVer5.27で新たに使えるようになった機能のうち でも主立ったものをあげるに留めます。WinLPrtの詳細を解説すると本が一冊できてし まいますから(^^; ■常駐モード搭載...常駐WinLPrtによる高速起動 常駐させると2回目以降の起動がほぼ瞬間的になり、非常に気持ち良いです。トレイに 収まるアイコンは「チューマウス」「秀丸」そして「WinLPrt」。この3アイコンが並 んでいるウィンドウズ・マシンを発見したら、持ち主の横に行って「おぬし、できるな っ」と遠くを眺めながらつぶやいてみましょう(^^; もし「5.30のβはもう6だぜ」と 独り言を口走るようであれば、その人はナカナカの者(あるいはビョーニンかも)です から、一目置きましょう(近づかない方が得策だと言っているわけでは絶対にないです (^^;;;)。 ■装飾フォント機能...正規表現による装飾指定! たとえば装飾フォントとして「MSゴシック・赤色」、パターンに[A-z]+を指定(ちと 乱暴ですが)すると、文書中の英文字がすべて赤色でプレビューされます。また、電話 番号と判断される文字列だけを自動的に強調表示させる、敬体・常体の終了文字の表示 などなど、使用方法は非常に多彩! もちろん、一般的なプログラムや秀丸マクロ・マ クロファイルで変数やコメントに特別な装飾を施すなど、ユーザのヒラメキ次第で非常 に有効に使えます。で、ジツはこの機能、MSわーどや8太郎という巨漢ワープロソフ トでもデフォルトでは実装されていない素晴らしい機能だったりします。 ■オーバーレイ機能...美しいと思う人には美しい!? オーバーレイ機能は、テキストの背景に「絵」を重ねて印刷する機能です。「どーだ」 と大声で叫ぶほどの機能ではないかもしれませんが(^^;、機能優先のWinLPrtにとって はオアシス的な存在と言えるかもしれません。レターヘッドなどへの応用も楽しそうで す。WinLPrtには「マル秘」などのメタファイルが標準で同梱されています。これを使 っていろいろ画面上での調整をするだけでも楽しいでしょう。さらにWMFファイルも 扱えますから、MSわーどをお使いの方であれば「Microsoft Office\Clipart」フォル ダなんぞを覗いてみてはいかが? せっかくオフィスを導入しても他のソフトでほとん ど使われなかったWMFファイルたちが活躍の場を見つけられます(^^) あと、あまり 知られていないかもしれませんが、OfficeCDーROMを入れた状態で「Clipart」フ ォルダへ行くと「Clipart on Office CD」ができていたりして、そこには膨大な数のW MFサンプルファイルがあります。数は保証します(^^) センスは……(^^; ■インテリマウス対応 特別取り上げることもないかとは思いますが(^^;、インテリマウスに対応しています。 特にプレビュー画面でホイールをクリックし、ぬらぬらと画面をスクロールさせると快 適です! ■ WinLPrt Ver.5.30βの、あきれた実状(^^; 現在、WinLPrtはVer.5.30βが h_toshさんのホームページ上で公開されています。その β3では、ついに「sed,gawkを通したプレビュー」なんてワザができるようになってし まっています。ホント、どーにも、こーにも、スゴいです。ピュアなテキストファイル の印刷って、どこまで行けるんでしょう? …てなノンキなことを書いていたら、β6 現在でナ、ナ、ナント、テキスト出力までできるよーになっちゃいってました(^^) ま だ仕様の詳細は考案中らしいですが、DOS遺産やUNIX遺産もどどどーと活用できちゃい そーな雰囲気で楽しみですぅ〜(^^) …というところで早速、最新版の WinLPrt をダウンロードしてみましょう!  ●本体の概観 WinLPrt本体の外見は、ごく標準的なウィンドウズソフトのデザインに準拠したもので す。一見したところエクスプローラーみたいで味気ないですが(^^;、実は、さまざまな 外観に変えられます。好みや必要に応じてツールバーも自由にカスタマイズできます。 古い言い方を許していただければ『羊の皮をかぶったオオカミ』とでも申しましょうか 。たとえば背景を変えるとかツールバーを浮かせてみると、なかなか興味深い外見にな ります。WinLPrtは質実剛健&機能本意のたいへんマジメな印刷ソフトですが、こうし た設定には、軽い遊び心が隠されていて面白いですね(^_^)  ●惚れたほうが負け(^^; なお、当ヘルプは、WinLPrt Ver.5.27 を対象として書かれてあります。WinLPrtは、 バグ取りをはじめ、新機能の追加など極めて精力的にバージョンアップが続いています 。h_toshさんのWebページでは(1997/04/15現在)既にVer.5.30のβテストが始まって います。んでもって、最新の版において当ヘルプの記述と異なる点もある可能性が(十 分に)ありますが、ご容赦くださいませm(_ _)m WinLPrtは「作る作者より、付いて行 くユーザの方がしんどい」なんてウワサがたつほどの疾風怒涛のバージョンアップを信 条とするソフトみたいです!? 魅力的でもあり、困ったチャンでもある、そんな変なソ フトウェアだと評判ス(^^; で、Ver.5.30のβ2が既にホームページに公開(1997/04/2 0現在)されているぅ……。(あ、日付を明記すると、マニュアル作成をいかにチンタラ やっているかバレてしまいましたね。今回はVer.5.30βのバグの再現性の追試験をやっ ていたからで、いつもはこんなにゆっくり作るわけではありませんデスぅ〜……言い訳 け臭いですが(^^;) あれれ、連休明けでバタバタしているとβ4さえ出てしまった。 で、とりあえずHMWLPもWinLPrt(Ver.5.27)対応で出しちゃいました(^^;ゞ   #あーあ、ここ数週間、バタバタしてまして、HMWLPの公開が遅れてましたが、 その間にもWinLPrtはβ6まで来ちゃいました。 プレビュー WinLPrtのプレビュー機能  プレビューとは印刷前にその様子を確認するための機能です。これを秀丸エディタか ら利用し、あたかも秀丸にプレビュー&多彩な印刷機能があるかのようにWinLPrtを活 用しよう、というのが当マクロの目標です。  特別な制御コードやいま流行しているHTMLなどのタグさえまったく使わない純粋なテ キストファイルであるにも関わらず、このような豊かな表現力を持った『見やすい』プ レビューが可能になっている点に注目したいですねッ! 次に例を示します。 (1)縦書き例 (上図をいろいろクリックすると良いことがあるかも) (2)その他のサンプル (1)装飾フォント例 (2)オーバーレイ例 ※ ヘルプサイズが爆発する前にこの程度のサンプルでご容赦を(^^; で、自分でいろ いろ設定をいじってみると面白いです。 WinLPrt本体の設定 WinLPrt での設定 ●HMWLP導入のための設定  HMWLPを使うために次の手順でWinLPrtの設定を変更したほうが快適であろうと 判断します。特別な差し支えがなければ下記の赤文字の設定をお願いしますm(_ _)m   (1)WinLPrt本体のメニューバーから[オプション]−[設定]を選択し、「設定ダイ アログ」を出す。  (2)「設定ダイアログ」のタブから「プレビュー」タブを選択する。  (3)「設定ダイアログ」の「プレビュー」で次の2項目をチェック(ON)する。   □ ツールバーで書式を選択した時にプレビューも変更する(T)  □ プレビュー ツールバーで書式を選択した時は関連付けを無視する(I)  ※ 秀丸マクロから勝手に設定する方法もありますけど、あんまり勝手なことをやる のもチト気が引けるもので…(^_^ゞ  ※ WinLPrt Ver.5.30β1以降を導入している人は、上記のタブに追加されている「プ レビュー後関連付け書式を元に戻さない」もONにすると良いでしょう。 ●「関連付け」と「関連付け有効」  HMWLPを快適に使うためには、(1)WinLPrtのツールバーから[ファイル→関連付 け」の「関連付け」ダイアログボックスで関連付けを行って、(2)[ファイル→関連付 け有効]をONにします。 ※ 関連付けがされていないファイルに対しては「HMWLPの設定ダイアログ」で採 用する書式を指定できます。 ●「(書式とファイル名の)関連付け」と「(拡張子との)関連付け」  WinLPrtには、よく似た2つの「関連づけ」という言葉があるので注意しましょう。 まず、プレビューや印刷をする際にファイル名と書式を結びつける「関連付け」。この 他に、エクスプローラからWinLPrtを使って印刷するために右クリックで出るポップア ップメニューを使うための「(拡張子との)関連付け」があります。 ●設定の楽しみ WinLPrtでは、非常に柔軟な印刷書式が自由に設定できます。ポイントは次の2つ。 ・メニューバーの「オプション」→「設定」ででる「設定ダイアログ」 ・メニューバーの「ファイル」→「印刷書式」ででる「書式設定」ダイアログボックス マクロサーバ導入 秀まるおのマクロサーバ導入 「秀まるおのマクロサーバ」を秀丸フォルダにコピーします。これだけで秀まるおのマ クロサーバの導入は完了です。マクロサーバは陰の仕事人ですから、秀丸やWinLPrtの ユーザが直接さわっても面白いわけではありません。詳細を把握する必要もサラサラあ りません(^^; ただ、必要なファイルのコピーだけは正しくしっかりとお願いしますね 。 ●入手場所  秀まるおのマクロサーバは、アーカイブ名「macsrv13.lzh」で公開されています。 ■ニフティサーブ NIFTY-ServeのFWINAL LIB 8(ウィンドウズ実用フォーラム 18番ライブラリ)にありま す。参考までに、1997/05/15現在では、下記のようになっています。 FWINAL LIB#8 /03/07 41647 975 B MACSRV13.LZH 秀まるおのマクロサーバ V1.3 ■インターネット インターネットが使用できる人は、秀まるお氏のホームページに最新版が公開されてい ます。 ●インストール先  入手したアーカイブ(macsrv13.lzh)を解凍し、macserve.exeとmacserve.hlpを秀丸が インストールされているフォルダにコピーしてください。 ●マクロサーバのバージョン  「秀まるおのマクロサーバ」の最新版は、1997/04/15現在ではVer,1.3です。ただし 、HMWLPを動作させるためには、一つ前のバージョンのVer.1.2でも十分です。… のハズです(^^; CD−ROMで配布されているオンラインソフトは少しタイミングが 遅れる場合もありますが、macsrv12.lzhでもOKでしょう。 ●「秀まるおのマクロサーバ」の概要  「秀まるおのマクロサーバ」は、DDEクライアント機能も持ったアプリケーション から呼び出して使うDDEサーバアプリケーションです。ダイアログボックスの表示、 ファイルの操作、問い合わせなどが秀丸マクロなどから簡単に行えます。HMWLPで は、設定のダイアログボックスを出す際に利用しています。 概要 HMWLP.macの概要  HMWLP.macは、秀丸からキー一発でWinLPrtを起動し、続けてこれを制御することで、 編集中の文書をプレビューしたり印刷したりするためのマクロです。編集中のテキスト 全体はもちろんのこと、範囲選択している部分だけでもプレビューできます。また、い ずれの場合も常にファイル名に対応した書式を自動的に選択して表示します。  プレビュー/印刷をベースにして文書作成(執筆)作業全体を快適にするために次の ような特徴を持っています。 ●当マクロ実行により(キー一発で) 即プレビューできます。 2つのソフトの垣根をほとんど意識させない高い整合性を誇ります(^^) ●編集中のファイル名に関連付けられた書式を自動設定します。 WinLPrtの拡張されたチョベリグ〜な「関連付け」機能を活用できます。 ●プレビュー頁指定などの微調整がダイアログボックスで指定できます。 ハード環境や好みに応じたいくつかのオプションの動作設定を簡単に設定できます。 [開発経緯] ※ 当マクロは、秀丸で「マクロ登録」を行い、続いて「キー割り当て」(割り当てる キーには「Alt+P」を推奨(^^;)を施し、キー一発で実行できる状態での使用を(一応 )前提としています。 ※ 実際に当マクロを実行させる前にぜひHMWLPの制限など」に目を通してくださいませ m(_ _)m 導入手順 HMWLPのインストール  書きマクロシリーズのマクロは、秀丸用のごく一般的なマクロです。(1)解凍し、(2) 秀丸フォルダに「kakimac」という名前のフォルダを新設する、(3)マクロファイルを『 マクロファイル用ディレクトリ』へ移動させる。ヘルプはKAKIMACフォルダへ移動しま す。この3ステップだけOKです。一応、その手順を下記に示しますにで、内容を確認 してください。「秀まるおのマクロサーバ」が未導入であれば、手順(4)を追加してく ださい。 (1)LZHファイルの解凍(同梱ファイルの確認) HMWLP.MAC……マクロ本体 HMWLPs.MAC……動作設定マクロ HMWLP.HLP……ヘルプ本体 HMWLP.CNT……ヘルプ補助ファイル (HMWLP.HLPとHMWLP.CNTは同じフォルダに!) README.TXT……はじめに (2)「kakimac」フォルダの新設 秀丸をインストールしているフォルダ(以下、秀丸フォルダ)に、「KAKIMAC」という名 前のフォルダを作ってくださいm(_._)m。既にkakimacフォルダが存在している場合は新 しく作る必要はありません。 (3)ファイルの移動 (3-1)HMWLP.MACとHMWLPS.MACの2ファイルをマクロファイル専用フォルダにコピーしま す。 (3-2)設定ダイアログから「ヘルプ」ボタンで当ヘルプを出したい場合は、HMWLP.HLP,H MWLP.CNTの2ファイルをKAKIMACフォルダにコピーしてください。 なお、「秀まるおのマクロサーバ」を導入していない人は「秀まるのマクロサーバ導入 」に従って必ずインストールしてください。次の(4)のステップが必要になります。 (4)秀まるおのマクロサーバをインストールする ■上記導入の手順具体例■ 起動方法 マクロの起動方法 ■HMWLPの実行方法  HMWLPを起動するには「HMWLP.MAC」を実行します。マクロの実行には、マクロ 実行ダイアログボックスから実行させたり、マクロ登録をしてメニューから実行させた り、多彩な実行方法があります。 ※ 秀丸FAQ集(仮称)第1版には、きいろいまふらあさんの執筆による「秀丸マクロ実行 」についての詳細な解説があります。(秀丸FAQ集(仮称)第1版は、FWINAL LIB 18にあ ります。インターネットではJRくんのページにあります) ■ 基本的なマクロ実行方法 (1)メニューバーから「マクロ(M)→マクロ実行(X)」を選択→「マクロ実行」ダイアロ グボックスが出る (2)「ファイル名」テキストボックスに実行したいマクロファイルを指定→マクロファイル を指定するには、下記の2つの方法がある ・テキストボックスに『HMWLP.MAC』その ものを手動で入力する ・プルダウンリストから選択する     (3)「OK」ボタンを押します。→指定したマクロが実行されます。(マクロ名を選択 した状態で、選択範囲をダブルクリックしてもマクロを実行できます) ■ マクロ終了方法  当マクロには「終了」という操作は原則的にありません。 ただし、デフォルトではWinLPrtのプレビューページと秀丸がシンクロするようになっ ているので、プレビューを終了しないとマクロは終了しません。シンクロしている様子 は、秀丸のタイトルバーとWinLPrtのプレビュー画面の両方が見える状態でプレビュー のページを変更するとわかります(^_^ゞ もっとも、指定によってプレビュー後に終了 したり、起動のみで終了したりさせることもできます。  また、 WinLPrtの起動中などに強制的に当マクロを終了させたくなった場合には、[E sc]キーを押すといいです。 ■ 推奨するHMWLP実行法  一応、HMWLPは「マクロ登録」して「キー割り当て」して運用することを推奨し ます。割り当てるキーは「Alp+P」あたりが最適かと存じます(^^; ●マクロ実行のヒント……マクロ登録&キー割り当て  より一層、快速&快適に使う ためには「マクロ登録&キー割り当て」をお勧めします。キー一つ(たとえば、Alt+P )に当マクロを割り当てると、ワンアクションでプレビューが表示されます。あたかも 秀丸のデフォルト機能であるかのように、WinLPrtのプレビュー&印刷機能を利用でき るようになるわけです。 ●マクロ実行のヒント……利用度別の登録番号のご案内(^^; ・頻繁に使いそうな方……50番未満にマクロ登録し、続けてキー登録する ・たまに使う可能性がある方…50番以降にマクロ登録し、キー登録はしない ・ぜんぜん必要ない方……アンインストールの章をごらんください(^^; ※「マクロの起動」「マクロ登録」「キー割り当て」の方法については、kakimac5.lzh やkakimacC.lzhのマニュアルに多少詳しく書きました。わからない方は、ご参考にどう ぞ(^^; ※ 「秀丸マクロの登録数は80個」ですが、この制限を完全に克服して、キーに割り当 てることのできるマクロの数を無制限にするマクロとその手順が『月刊アスキー3月号 ・パソコンなんでも研究室』に掲載されています。これはマクロを手動で書き換えるも ので、チト面倒かもしれません。で、今、ダイアログボックスから簡単に設定できるマ クロもほぼ完成しましたので、そのうち、公開できると思います。(と言いながらしば らくバラバラしているので、きちんとまとまるのはいつになることやら(^^;) 動作 HMWLPの動作内容 ●HMWLPの動作内容  HMWLPの動作内容は極めて単純です。「プレビューする」。これだけです(^^)  また、表面的には、WinLPrt を見えなくしているので、秀丸ユーザは別ソフトを動か しているという感じをそれほど受けなくてすむと思います。WinLPrtのプレビュー&印 刷機能が、あたかも秀丸の機能であるかのような、ごく自然な一体感を感じていただけ れば幸いです(^^) ●HMWLPの2つの主要動作  範囲選択をしないでHMWLPを実行範囲選択をしていない状態でHMWLPを実行す ると、現在編集している内容をそのままプレビューします。これがもっとも基本的な動 作です。デフォルトの設定では、カーソルのある位置が最初のプレビュー画面に含まれ ているハズです(^^; ただし、設定により別のページをプレビューするようにもできま す。 範囲選択した状態でHMWLPを実行範囲選択されている状態でHMWLPを実行する と、その範囲選択された部分だけをプレビュー&印刷できるようになります。範囲指定 は、文字列・行・BOX(箱形)のいずれの指定法でも、その選択した範囲がプレビュー の対象になリます。同時にその部分は、クリップボードにも転送されているので、他へ の利用も簡単になります。また、プレビューでの書式もファイル名に関連付けられてい れば、その書式が自動選択されます。 ●HMWLPの動作補足説明  「(更新)」状態のプレビュー ●見えるままにプレビュー 「(更新)」は、保存した後に新たに編集が加わったことを 示す表示で、秀丸のタイトルバー(キャプション)にあるファイル名のうしろに示され ます。この場合、ディスクに保存されているファイルの内容と、現在編集中の(見えて いる画面の)内容とは異なっています。この状態でもHMWLPは秀丸画面に見えるま まの内容(ファイルとしては保存されていない内容)でプレビューします。文書全体で も、範囲選択した状態でも共通の動作内容です。つまり、範囲選択されているか、いな いか、あるいは、ディスクに保存されているか、いないか、に関係なく、常に「編集中 の文書内容」をプレビュー対象にします。 ●無題やGREPも いっさい保存されていない「(無題)(変更)」の文書やgrep秀丸もその ままプレビュー&印刷が可能です。 ●印刷内容と保存ファイルの相違 プレビュー(印刷)した内容は保存されているファイ ルの内容ではないことを忘れないでくださいね! 注意を促すために、ヘッダ部に「( 更新中)年月日 時刻」が表示/印刷されます。 ※ なお、「(無題)」だけの真っ白な画面でHMWLPを実行した場合だけはプレビューの意 味がないので、一応WinLPrt本体がアクティブになるだけにしときました。 ※ 当マクロの動作内容は以上のように説明の余地はほとんどありません(^^; 動作と いう点ではむしろ、WinLPrtの設定、とくに「書式指定」などを把握することが最大の ヤマバだろうと思います(^^) HMWLPの動作設定 HMWLPのオプション(動作)設定 ●設定方法 「動作設定」のダイアログボックスを出すには、「ウィンドウズキー」を押しながらH MWLP起動キーを押します。「ウィンドウズキー」とは[Alt]キーの外側に位置する キーで、Windows95の旗のマークが刻印されています。[設定ダイアログの出し方手順 ] ●動作設定ダイアログボックス  ユーザのWinLPrtの日常的な使用法や趣味嗜好、あるいは使用するハードウエアの環 境などに応じて、できるだけ快適に当マクロを使用していただけるように、HMWLP.MAC にはいくつかのオプションが用意されています。設定内容は、上図の必要な部分をクリ ックして調べてください。 ●アクセスキーを使う  動作設定ダイアログボックスの項目には、アクセスキーが用意されています。マウス を使わないで迅速に設定できます。  たとえば番号キー「1」を連続して押せば「1.WinLPrtの起動法」にある2つのラジ オボックスが選択されます。また、「O」(オー)キーや「L」キーを押せば、チェッ クボックスがON/OFFします。 制限 HMWLPの制限など  HMWLPには下記のようないくつかの制限があります。その制限の内容と、制限が 請じる理由を説明します。ほとんど、面白くもなんにもないページですが、できるだけ 、目を通しておいた方がいいとは思いますデス。マクロ改変や各ソフトの設定を行う際 に参考にしてください。ま、何事においても『なぜ、そうなるのか』がわかれば誤動作 に見える動きも安心&納得するものです……(^_^ゞ これらを参考に各自の環境や動作 目的にあわせて適宜、秀丸とWinLPrtの設定をおこなうようお願いいたします。 (1)プレビューページの厳密な算出に設定をしても、表示ページが微妙にズレる現象 。  これは主として「ページ数算出」のために生じます。秀丸は「折り返し文字数」を変 更すると「やりなおし」や「やりなおしのやりなおし」が初期化されてしまう特性があ ります(;_;)。これがプレビューのたびに発生したのでは、編集なんでできません。そ こで、この問題を克服するために、別の秀丸を作業用秀丸として影でコソッと開き、こ こで行数計算などをやらせています。うふふっ、これで「やりなおし」問題をクリアー したわけです(^^) ところが、これによって、秀丸とWinLPrtとの設定の相違点が、表 示するプレビューページのズレの原因になりました(^^;。そのいくつかの要素が原因と なってズレが発生するんですが、下記に主な原因とともに理由を列挙しました。 ●タブの設定の相違によるズレ  秀丸とWinLPrtはそれぞれ個別に「タブ」の文字数を設定することができます。タブ を半角8文字にしている場合が多いのですが、これがほかの値になっていることがあり ます。この相違があれば、行数が変わり、プレビューページのズレが生じます。 ●禁則処理の相違によるズレ  秀丸マクロとWinLPrtはそれぞれ個別に「禁則処理」を設定できます。その設定の違 いは行数カウントに現れ、結果としてプレビューページが微妙にズレてしまうことがあ ります。できるかぎり禁則処理の設定を合わせるようにしてください。特に「ワードラ ップ」や「ジャスティフィケーション」などの設定を異なって指定していて、行数が変 わってしまうケースが大変多いです。  たとえば、「ワードラップ」がONになっていて、あと半角2桁で行末という位置に 「ABCDEFG」という文字列があると、この文字列は次の行に移動し、次の行は「ABCDEFG 」という文字列から始まります。こうした事例が積み重なり、さらに、秀丸とWinLPrt とで禁則処理の設定が異なっていると、行数算出がズレ、数行単位(大きい場合は3〜 5行程度)で大きくズレてしまうこともあり、プレビューページのズレが生じます。カ ーソルのある位置が最初のプレビュー画面にない場合は、当マクロの誤差に起因するこ ともありますが、まず、秀丸とWinLPrtの禁則処理の設定を確認してみてください。 ※ 禁則処理の設定において、秀丸とWinLPrtとで完全に一致させることができない設定 条件もあります。しかし、エディタとしての秀丸と印刷ソフトとしてのWinLPrtとでは 、それぞれのソフトウェアがめざす目的が異なっております。したがって、禁則処理に 関して差異が生じるのは当然であるとご理解ください。こうした事情を十分把握した上 で当マクロで発生する誤差をご理解・納得いただければ幸いですm(_ _)m ※ 純粋な日本語文書の印刷が主体であれば、秀丸では「句点のぶら下げのみ」ON、 ワードラップ」OFF、「改行文字のぶら下げ」ON、あたりにしておいて、WinLPrt 側でも「追い出し+ぶら下がり(1文字)」にして、「ワードラップ」も「ジャスティ フィケーション」もOFFというシンプルな設定にしておくと、当マクロで生じる誤差 もほとんど発生しないで、一般的な日本語文書を印刷にもそれほど支障はきたさないで しょう(^^; ※「Windows」などの単語を多く含む文書の場合は、ワードラップをONに設定してい ることでしょう。両ソフトのワードラップON/OFFなどの共通する設定は注意して 設定してください。WinLPrtは、印刷ソフトですから禁則処理について2段階で細かく 指定できます。その一つは「オプション→設定→その他→行頭/行末禁則文字」です。 さらに「書式設定→禁則処理→日本語禁則処理/英語禁則」でそれぞれの設定ができま す。特に書式設定での設定を忘れないでください。 ●秀丸マクロ文の「config w」によるカーソル移動によるズレ  これは、秀丸マクロの「config w」オプションで発生します。1行の文字数を変更す ると、カーソル位置が該当行の論理行頭に強制的に移動するようになったようです。こ の仕様により、カーソル位置の桁数が大きい場合、折り返し文字数の変更時に数行の誤 差が生じることにより、表示するページが前後する可能性があります。この位置補正の 部分を追加した版の方を公開しました。で、日本語文ではページをまたいた1字でも検 地できるくらいに「config w」によるズレが回避できたりします……多分(^^;。ま、英 文とかプログラムではワードラップが頻発することによりマクロで対応するには多少無 理があります。ま、「ある程度近い」てなところで、大目に見てやってくださいませm( _ _)m (2)HMWLP実行後の「クリップボード履歴」  範囲選択がなされていない状態でHMWLPを実行した場合、クリップボードに変化 はありません。秀丸で「(変更)」と表示されている場合でも、範囲指定状態でHMWL Pが実行されたのでなければ、書きかけのファイル全体をプレビュー対象とし、クリッ プボード履歴にも痕跡を残しません。これは葉隠れに源をもつ忍法の一種を秀丸マクロ で実現した……なんてことはありません。作業用のステルス秀丸を使っているだけです が、かなり便利で応用範囲の広いサブルーチンになっていたりします(^^;  いっぽう範囲選択をした状態でHMWLPを実行した場合は、範囲選択されている部 分をプレビュー&印刷対象とします。範囲選択の方式は、文字列指定、行指定、箱形指 定のいずれの範囲選択法でもかまいません。また、範囲選択された部分は、クリップボ ードに残るようになっています。これは、「部分印刷した場合は、その範囲指定した部 分をほかでも使うだろう」という判断からです。 秀丸で「クリップボード履歴」をよく使 う方は上記の動作の違いに留意してください。 ※ クリップボード履歴を残さないようにするためには、マクロを直接書き換えてくだ さい。 (3)WinLPrtの起動時間  Windows95を起動して最初にHMWLPを実行してWinLPrtが起動するとき、多少時間 がかかります(^^; これはWinLPrtがOLE2などの機能に対応するためにすべてのデ ィレクトリやファイルの情報を読み込むためのようです。そのおかげで、WinLPrt本体 からファイルを選択してドラッグして、プレビュー画面にドロップすると即プレビュー できたり、エクスプローラからファイルをプレビュー画面へドラッグ&ドロップしても 即プレビュー&印刷ができたり、さまざまに快適な印刷(プレビュー)環境が実現しま す。その快適さを考えれば、一回だけの多少の待ち時間も納得。  ……と思っていたら、な、な、なんと! WinLPrtのVer.5.27では「常駐モード」とい う機能が追加(^^) もちろん、うれしがりィのHMWLPとしては、デフォルト設定で はこの常駐モードを使います。秀丸から別のソフトを起動するわけですから、1回目の 起動は少し待ったりしますが、わずかです。常駐化させると、2回目以降のプレビュー はほぼ瞬間! 「Alt+P」を押した瞬間にプレビューされてしまいます(^^)  (4)IME関連ソフトでの「設定ダイアログ」起動失敗 IME起動系の常駐ツールを併用している場合、「Alt+P」で「設定ダイアログ」がで ないケースがあります。日本語入力をOFFするか、「Alt」キーが押された場合の挙 動を制限するなどの設定を施してください。 (5)WinLPrtにない書式の指定 WinLPrtにない書式を「デフォルト」設定の書式に指定した場合は、WinLPrtからプレビ ュー段階で拒否されます。WinLPrtVer.5.30以降では、書式の有無をDDEから調査できる のでHMWLP Ver.4で対応する予定です。それまでは注意して設定するしか方法があ りません。気を付けて下さい(^^; レジストリをくまなく調べれば良いのですけど、書 式調査だけで時間をとるというのもナンですので…。ま、いずれにせよ、WinLPrtから ちょっと、オコゴトを言われるだけですから(^^; 改変内容 HMWLPの改変内容  HMWLPバージョンアップの内容は下記のようになっています。 ●常駐WinLPrtに対応  HMWLPは、常駐WinLPrtに対応しており、常駐WinLPrtを積極的に使います。常駐 WinLPrtは、タスクバーのトレイ部分にWinLPrtアイコンが表示されることで確認できま す。常駐ソフトが問題を起こすケースが少なからずありますが、WinLPrtは数ヶ月の間 、私の環境(DOS/Vマシン)で酷使されまくっていますが、それらしいトラブルは発生し ていません。また、常駐させても消費メモリをそれほど食うわけでもありません。  で、印刷が頻発する時期でない限り、スタートアップから常駐させることもないかも しれませんが、HMWLPで印刷を始めた場合は数回は印刷が連続するでしょうから、 常駐WinLPrtを終了させることなく、常駐させたままでまったく問題はないと思われま す。WinLPrtを常駐させてHMWLPを使うと、やめられません、はい。……ナ・ニ・ ヲ??? ●設定をダイアログボックスで  HMWLPの動作設定をダイアログボックスから行うようにしました。当然ながら「 秀まるおのマクロサーバ」が必須となりました(^_^ゞ ●GREP秀丸への対応  旧版では、GREP秀丸のうえでHMWLPを実行するとWinLPrtがアクティブになって しまいました。grep直後のgrep結果を表示している秀丸からも通常通りプレビューでき るようにしました。 ●逆順印刷  フェースアップ出力しかサポートしてないプリンタで、逆順印刷を行うために、秀丸 マクロでこれに対応しました。ページを並べ換える必要がないので、夜中に印刷をスタ ートして朝には完了と言うときには意味があるかもしれません。 ●WinLPrtと秀丸の同期  秀丸からWinLPrtプレビューページを常時監視することで、プレビュー画面のページ と秀丸に戻って来た時のカーソル位置が(ほぼ)同期するようになりました(^^;。プレ ビュー画面を印刷前の確認だけでなく、プレビュー画面でページを頻繁に移動して文書 内容を確認するような使い方をする人には便利かも知れません。 ●作業用秀丸(追加説明)  秀丸には、特定の操作を実行すると「やりなおし」や「やりなおしのやりなおし」が 初期化されてしまう特性があります。これを回避するために、別の秀丸を作業用秀丸と して人知れず開き、その秀丸上で折り返し文字数を変化させて行数計算などをやらせて います。作業用秀丸は巧妙に隠されているので(^^;、メニューバーの「ファイル」をク リックして出る「ファイル編集履歴」リストにも痕跡が残りません。うーん、プロです ね、職人ですね。まさに、ゴルゴ13の世界ですねぇ(^^; 書きマクロではかなり前から 使われていた手法ですが、HMWLPはその晴れ舞台になったみたいで良かった良かっ た。ただ、強制的に当マクロを終了させた場合、秀丸フォルダに「HMWLP.TMP」という 名前のファイルが残ってしまうこともあります。この場合は、再度、HMWLPを起動 させ通常通り終了させれば、再起動したマクロが残った作業用秀丸の残骸を処理します ので問題ないようになっています。思わず保存すると履歴に入りガッカリします。 (もし、編集履歴に残ったり、あるいは存在そのものがどうしても気になれば、これを 削除してまったく問題ありません。または強制終了でもOKです) アンインストール HMWLP.macのアンインストール  HMWLPが不要になって、これを取り外したい場合は、導入したフォルダにあるマクロ ファイル2個(HMWLP.MAC,HMWLPS.MAC)を削除し、続いて秀丸フォルダに作った「KAKI MAC」フォルダも削除してください。書きマクロが作ったすべての情報が一掃できます 。また、当マクロの実行はレジストリを変更していません。  なんでもないことですが、一応、明示しておいた次第(^^;ゞ。Windows95のソフトの 中にはインストールだけ調子良くやっておいて、いざ、削除したい場合は何を残して何 を削除して良いのやら、まったくわからないものがすくなくありません。これはイケま せん。ま、マクロなんて導入するか、削除するかだけですが、秀丸マクロを知らない方 を前提に書いているヘルプなので、馬鹿丁寧になっておりますが、ご容赦のほどをm(_ _)m 謝辞 謝辞など ・当マクロは、斉藤秀夫氏によるシェアウエア[ 秀丸エディタ for Windows Ver2.13 以降 ]と、堀田俊哉氏によるシェアウエア[ WinLPrt Ver.5.27以降 ]のためのフリ ーウエアです。このマクロは無料ですが、使用するのに必要な秀丸と WinLPrt は、シ ェアウエアという形態をした商品です。また、当マクロ集は、秀丸と WinLPrt を用い ますが、各作者と関係があるわけではありません。当マクロ集で生じたトラブル等で両 作者にご迷惑の及ばないようお願い申し上げます。 ・なお、当マクロを使用に際して、その使用上のいかなる損失に対しても保証はいたし ません。それぞれ各自の責任において使用・改変等を行って下さい。 ・当マクロ集に関する苦情、問題点、要望、バグなどを発見した場合は、NIFTY-Serve FWINALの19番会議室か、直接メールにて(HGD01603)、どうぞ。出来る限り前向きな対応 をいたします。 ・当マクロはフリーウエアですが、砂場に落ちている「猫の雲固」ではありません(^^;  出版権を含む複製権、二次的著作物の利用に関する原著作者の権利等の一般的著作権 を放棄したものではありません。 ◎当マクロでは、堀田俊哉氏による「WinLPrt起動」のマクロ部分を使わせていただき ました。この場をお借り致しまして深く御礼申し上げる次第でござひますm(_ _)m ・当マクロを作成するにあたり、数多くのオンラインソフト作成者の公開されたソフト とその蓄積がいかに貴重なものであるか、当然の事なんですが今更のようにしみじみ感 じる今日この頃。多謝、多謝。そうした歴史の上に快適な現在の環境があるんだなあと 、ほんと、深く感謝する気持ちがわいてくるしだいです。誠意を持って対応すればする だけ、その気持ちを土足で踏みにじっていくのが現実の世相であるとしても、せめてこ れから確立するオンラインソフトの世界は、自由で良識のある、快適な方向へと進みま すように……。誠意や誠実が人間の本性であるならば、もし逆に本姓ではなく意図的に 人間の歴史が作り上げてきた幻想だとしてもそれだけいっそうのこと……。 ・当ヘルプは、どれんぷさん作のHelpWriter(Ver.1.281)で作成されています。アウト ライン的な本文(トピック)作成、ビットマップデータへのホットスポット編集など、 HelpWriterで「ワープロさえ使えればヘルプファイルが作成できる」時代に突入してし まったみたいですぅ〜(^^) んでもって、アウトラインエディタとしても使えてしまう 一面もあったりします。 NIFTY-Serve FWINAL LIB#8 /02/18 6472 74 B HW1281D .LZH HelpWriter V1.28→1.281差分 /02/18 478019 333 B HWRT1281.LZH ヘルプ開発統合ツール V1.281 INTERNET http://www.bekkoame.or.jp/~dorenp/ (あ、どこからともなく「ヘルプ<->HTML」変換機能を搭載したHelpWriterが開発&公 開される……そんなウワサが聞こえるよ〜な、聞こえないよ〜な(^_^ゞ) ・公開履歴 1996/08月刊アスキー「パソコン早わかり研究室」掲載原稿 1996/09/23HMWLP Ver.2 公開版 1997/04/20HMWLP Ver.3 常駐、アドバイズループ等対応 ・最後に、わたくし水銀水のマクロ作成にあたり、マクロの機能面でのアドバイスのみ ならず、精神的なサポートもいただいた、米国西海岸留学中の前途洋々たる青年医師 m asasan に深く感謝いたします 栄誉の帰朝が敢行され、花のトーキョでのア ーバンライフをお始めになったとか(^^; 日本の医学会にも一陣の光明が射しておりま する。 ・では、皆様のより一層の快適な日本語作成環境の発展と御多幸を祈りつつ・・・(^^) Celebration of 4/20! しのさディア姫と私めの Wedding anniversary(^^) 『日本語文章作成に携わる全ての方々に、秀丸と WinLPrt を、ファインアジャスト!! 』「書きマクロ・シリーズ」のねがいです。 水銀水(Suigwinsui)/小田 明夫(HGD01603) INTERNET akioda@mx.biwa.or.jpURL:http://www.biwa.or.jp/~akioda/ 即プレビュー ●キー一発で 即プレビューします。  当マクロは、「マクロ登録」して、「キー割り当て」を行うことで、キー一発で、Wi nLPrtが起動します。特に「WinLPrtの常駐」を併用すると、2回目以降の当マクロの実 行では非常に快適なプレビュー&印刷環境を実現できます。 ●マクロ登録  「マクロ登録」は、[マクロ]→[マクロ登録]で行います。タイトルとマクロ名を 好きな登録位置に指定してください。詳細は「秀丸FAQ集(仮称)」などを参照してくだ さい(^^;(キー割り当ての制限は80個ですが、この制限を完全に撤廃するマクロが月刊 アスキー4月号「パソコン早わかり研究室」のページに掲載していただいておりまふ。 ) ●キー割り当て  「キー割り当て」は、[その他]→[キー割り当て]により行います。キー割り当て したいキーに対して、マクロ登録したマクロを指定してください。詳細は「秀丸FAQ集( 仮称)」などを参照してください(^^;  なお、「Alt+P」キーに「HMWLP.MAC」を割り当てることを前提にして当ヘルプ は書かれています(^^;。 また、秀丸マクロの「マクロ登録」と「キー割り当て」については、秀丸FAQ集(仮称) 第1版で、きいろいまふらあさんが詳細に手順を示しています。おそらく他の何よりも 詳しいで〜す(^^; マクロの登録方法やキー割り当てで困った人は参照してみてくださ い。 高度で便利な「関連づけ」 ●ファイル名から書式を自動設定  WinLPrtが装備している「関連づけ」機能は、拡張された極めて便利なものです!  拡張子だけでなく、正規表現(簡易版)によるファイル名で関連づけができます。つまり 、同じ拡張子でありながらファイル名によって個別の書式を指定できるようになってい るわけです(^^) これは日本語文書を書く場合にチョ〜チョ〜決定的に便利です!!!   ●テキストファイルの現状  テキストファイルの拡張子には一般的に「TXT」が付けられます。その結果、拡張 子でファイルの内容を区別するのは不可能な状態になって困っているのが現状ではない でしょうか。せっかく255文字までの長いファイル名が使えるようになったのに「宝の 持ち腐れ」です。現実的には、執筆原稿にはその書式が決められているケースが多いわ けですから。たとえば現状では、次のようにファイル名と書式の間に対応関係が成立し ている場合が多いことと思われます。 雑誌A本文.*\\.txt21字詰め横書き2段組・全角/MS明朝10p 半角TimesNesRoman11p 雑誌Aコラム.*\\.txt25字詰め横書き3段組・全角/MS明朝8p 半角TimesNesRoman8p 雑誌B本文.*\\.txt 16字詰め縦書き2段組・勘亭流11p 企画書.*\\.TXT40字詰め横書き1段組・まるもじ体 ●テキストファイル名と書式の甘い関係(^^;  ファイル名に対応する印刷書式が自動的に設定されると便利です。私たちは知らず知 らずのうちに『同じ「TXT」という拡張子を持つテキストファイルでも、ファイル名 によって適切な書式を使い分ける』作業を手動で行っています。この「手動での書式設 定」を自動化するのが、WinLPrtの「ファイル名との関連付け」機能です! 常用する ファイル名に対してワイルドカードによるファイル名と印刷書式を「関連づけ」指定し ておけば、後は書式を気にすることなく、HMWLPのキー一発起動でそれぞれのファ イル名に対応した書式でプレビュー&印刷できるのです! そのまま印刷したければ、 プレビューWinLPrtの「印刷」ボタンをワンクリックするだけでOK。 ●甘い関係の例  たとえば、上の例で言えば、「雑誌A本文0412.txt」と「雑誌B本文0421.txt」を秀丸 で同時に編集しているとします。雑誌Aを書いている秀丸で「Alt+P」でHMWLPを起動す ると、21字詰め横書き2段でプレビューでき、雑誌Bの秀丸で「Alt+P」とやれば、縦書 きでプレビューできます。ユーザは一度、書式とファイル名を関連付けておけば、あと はナ〜ンモ、字詰めや段数などの書式の心配をする必要はないのです(^^) エライッ、 WinLPrt! ※ 編集する文書によって秀丸上で字詰めを自動変更させたい場合は、拙作「書きマク ロ」をお使いください(^^; ●「WinLPrtの関連づけ」のコツ  WinLPrtの「関連づけ」での(簡易)正規表現は、「いわゆる正規表現によるパターン を記述」すればよいだけです。これはDOSのワイルドカードに似てますが、拡張された 仕様になっています。正規表現に付いては杉浦まさきさんが詳しく説明しているページ が秀丸FAQ集(仮称)第1版にあるので、参照すると面白いでしょう。ただ、WinLPrtの関 連付けに際して、ちょっとだけコツがあります。書式の並ぶ順番に気をつけてください 。WinLPrtで新しくファイル名と書式を関連付けると、その関連付けはワイルドカード のリストで「最下段」の位置に追加されます。一方、ワイルドカードは上から順番に評 価されます。追加したはずなのにヒットしない、と困っているケースでは、該当書式よ りも上にヒットする書式が配置されているケースが非常に多いようです。「*.txt」や 「*.mac」はできるだけ下の位置に配置するように心がけましょう。また、「登録」「 追加」のボタンを押すタイミングを誤るとせっかく設定した関連付けがWinLPrtに保存 されないかもしれないので、ちょっと注意が必要かもしれません(^^; ●正規表現指定の注意点  あと、正規表現によるファイル名の指定は、「.」(ピリオド)は「¥」でエスケー プさせてやる点を忘れないでください。(この辺も詳細は、まさきさんの記事を参照し てください) カーソル頁のプレビュー ●カーソルのあるページをプレビューします。  以前、某パソコン雑誌に発表したマクロは単純にWinLPrtを起動してプレビューする だけのものでした。今回はさらに秀丸で編集している位置にあるカーソルが含まれるペ ージを正確にプレビューするという機能が追加されました。もちろん、どんな字詰めの ページでも正確に開けます(^^) ま、それだけ計算に時間がかかりますが、Pentium133 以上であれば、さほど問題はないようです。 開発経緯 ●開発経緯 (1)発案&初公開  HMWLP.macは、月刊アスキー(アスキー社刊)9月号「パソコンなんでも研究会 」に掲載して頂いたマクロを出発点としています。秀丸マクロ初心者をはじめ、できる だけ多くの方に秀丸マクロを使って頂きたいというページ構成上の意図から、行数を小 さく押さえた結果、「書きかけの状態でもプレビューできる」というシンプルな機能の マクロとして公開されました。また、当時は(1996/08頃)、WinLPrtのDDE関連コマンド もまだ成長段階でした。これらの諸々の事情からすれば、ほどほどに適切だったマクロ とも言えなくもありませんでした(^^; (2)展開  しかし、WinLPrtはβ版の形でインターネットのホームページにおいて毎週のように 改版が進み、「週末バージョンアップ」という壮絶な進展を遂げたのです。当然、ウィ ンドウズの基本理念であるオープンマインド(他のソフトとのスムーズな情報交流)の 基幹をなす機能の一つであるDDE通信に関連したコマンドの実装も進み、秀丸マクロ からもかなり自由にWinLPrtを制御できるようになりました。  このWinLPrtのDDE機能をフルに使って、通常のワープロなどに装備されているプ レビュー機能に相当する機能を秀丸に持たせ、印刷環境を少しでも快適にしようとの試 みが当マクロです。 (3)HMWLP Ver.3の改版  さらにVer.3では、WinLPrtに実装されて数々の機能やコマンドにさっそく飛びつく形 で導入しました。よ〜するに、おちょ〜しモンのマクロだったりするわけです(^_^ゞ   KAKIMAC 一言でHMWLP  HMWLP.macは、WinLPrtの高度な印刷機能を秀丸エディタから簡単に利用するた めの秀丸マクロです。秀丸エディタに『縦書きや段組などの多彩な印刷やプレビュー機 能』が追加されたかのような(^^;、快適なプレビュー&印刷環境を作り出します。 WinLPrtがVer.5.25以下の場合は、HMWLP Ver.2のアーカイブにあるマクロを使ってく ださい。 FAQ 秀丸FAQ集(仮称)第1版2刷 秀丸エディタに寄せられる、よくある質問や疑問への回答をまとめたものです。いわゆ る「FAQ集」と呼ばれているものです。また、これに加え、テキストを扱う上で有用 な一般的な知識(正規表現など)や秀丸マクロの詳細な導入法などにも触れています。 通信の会議室を舞台に多くの執筆者によってまとめられた「秀丸FAQ集(仮称)第1版」 は、秀丸ユーザ必須アイテムです。えっ。あっ。うっ。ま、まだ、持っていないですっ て。えっ! いまどき秀丸FAQ集を持っていないって誰にも言ってはいけません。そ、 そ、そんな恥ずかしいこと……。一台に1個、一家に数個、FWINAL LIB#18で早速こそ っと入手しましょう。インターネットでのオフィシャルWebはJRくんチになってい ます。詳細は、ヘルプを参照してください。 マクロの動作設定 動作設定ダイアログボックスの出し方  「動作設定ダイアログボックス」を出すためには、通常のWinLPrt起動キーに加えて 「ウィンドウズキー」([Alt]キーの外側にあるウィンドウズの旗のマークが刻印され たキー)を押してください。  たとえば、WinLPrt起動に対して「[Alt]+P」をキー割り当てしているとすれば、[Alt ]キーと「ウィンドウズキー」を押したまま、「P」キーをポンと押してください。 起動法 WinLPrtの起動法 「WinLPrtの起動法」は、WinLPrtの起動に続いてプレビューをするか、WinLPrtを起動 するだけで終了するかを設定するための設定です。 選択動作 常駐モードで起動WinLPrtは常駐モードで起動します常駐化するとトレイ(タスクバー の隅の窪んだ場所)にアイコンが表示されます。 非常駐モードで起動一般的な起動をします。 ●動作詳解 起動法詳解 ●WinLPrtの起動法 「WinLPrtの起動法」は、起動に続いてプレビューしたい場合や、WinLPrtを起動するだ け終了したい場合などに応じて設定します。  「起動するだけ」にすると、WinLPrtが起動していない場合は起動します。すでにWin LPrtが起動している場合には、他のウィンドウの後ろに隠れていたり、タスクバーに最 小化されていても、WinLPrtの本体をアクティブ(もっとも手前にして操作ができる状 態)にします。 起動後の動作 起動後の動作 WinLPrtを起動してからの動作を指定します。 動作解説 起動に続いてプレビューWinLPrtを起動して続けてプレビューを表示します WinLPrtを起動するだけWinLPrtを所定の起動法で起動してHMWLPは終了します。 ●動作詳解 起動後の動作詳細 起動後の動作 HMWLPのデフォルトでは起動後プレビューするようになっていますが、WinLPrtを 起動するだけで良い人は「起動するだけ」を選択します。  なお、常駐WinLPrtを起動するように設定している場合は、一度、常駐するとHMW LPでWinLPrt本体が現れます。 終了時のカーソル位置 WinLPrtでプレビューを終了した後、秀丸に戻ってきた際の秀丸上のカーソル位置を指 定するための設定です。 選択解説 プレビュー最終ページと連動WinLPrtのプレビューページに秀丸でのカーソルも移動し ます。 起動時のままWinLPrtを起動したときのカーソル位置のままです。 ●動作詳解 終了時のカーソル位置解説 終了時のカーソル位置 HMWLPの新しい機能で、WinLPrtのプレビュー画面と秀丸画面とをシンクロさせる ものです。プレビューを終了したページの先頭行に相当する秀丸画面上の行にカーソル を移動させます。たとえば、該当書式で100ページある文書を執筆中だとします。いま 第12ページに相当する行にカーソルがある状態でHMWLPを起動して、WInLPrtプレ ビュー画面でいろんなページをプレビューで50ページをプレビューした後、WinLPrtを 終了したとします。ここで、執筆者が何を要求するかです。12ページを執筆していて他 の部分を見て、プレビューで確認した部分を加筆したい場合は「プレビュー最終ページ と連動」を選んでください。また、12ページを執筆して他のページを参照するけれども 12ページを継続して執筆したい場合は「起動時のまま」を選択してください。 ●カーソルのシンクロ  「プレビュー最終ページと連動」を選択すると、上の例では50ページの最初の行の位 置を計算して、秀丸に戻った時点でその行にカーソルを移動させます。なお、プレビュ ーを開始したページと終了したページが同じであればカーソルはまったく移動しません 。また、プレビューで他のページに移動させたとしても、終了ページが開始ページと同 じであれば、カーソル移動はありません。[同期の様子] ●動作速度  「プレビュー最終ページと連動」では、常にWinLPrtと秀丸はDDEのアドバイズル ープで結ばれています。秀丸のキャプションバーに常にWInLPrtのページ数が表示され ていることがわかると思います。ただ、ページを急速に変えるとアドバイズループがこ れに追いつけずページのズレが生じますけど。 一方、「起動時のまま」では、WinLPrtのプレビュー画面が出た段階で、マクロは終了 しています。  ※ プレビュー中に書式を変更した場合はもしかするとヘンな行へジャンプしている かもしれません(^^; プレビュー初期ページ プレビュー初期表示ページ WinLPrtでプレビュー表示される最初のページの決定方法を選択します。 選択動作  カーソルを含むページ秀丸画面上のカーソルが置かれた位置を含むページを正しく算 出したい場合  常に第1ページカーソルの位置には関係なく常に1ページ目から表示したい場合 ●詳細説明 プレビュー初期値理由 「プレビュー初期表示ページ」詳細説明 WinLPrtはまず最初にファイルの先頭部分をプレビューします。一般的にWinLPrt本体か らファイルを選択してプレビューする場合は1ページから表示されたのでまったく問題 ありません。ところが、秀丸で文書を書いている場合、それもある程度、長い文章を書 いている場合には特に、執筆している部分をまずプレビューしたくなるケースが多いわ けです。長い文書で1ページ目から表示されたのでは、自分が何ページ目に相当する部 分を書いていたのかなんて、ほとんど分かるはずはありません(^^;。で、プレビューご とに第1ページが表示されては、執筆していた部分を探し出すことだけで時間をとって しまい、プレビューする意味がなくなります。そこで、執筆中のページをすぐにプレビ ューしたい場合は「カーソルを含むページ」を選択します。ページ数算出にはごくわず かですが時間がかかりますが(^^;、実際上は許容範囲内かと存じますので、試行後、設 定してください。ま、執筆部分を見つけ出す作業によって思考を中断されないで、書い ている部分が即プレビューできるのが、最大のメリットと考えて、ちょっとした時間を 与えてくださいマセ。なお、表示するページを算出する方法は2種類あり、「ページ算 出法」で指定できます。「カーソル位置によるページ計算」もあわせて参照すると面白 いです(^^;  一方、「常に第1ページ」を選択すると常に1ページ目からプレビューします。ペー ジ数の算出が必要ないので、早くプレビュー画面が表示されます。比較的、短い文書が 多い場合にもこれにセットした方が効率的だろうと思います。 同期の様子 WinLPrtと秀丸の同期の様子 カーソル位置によるページ計算 「カーソル位置によるページ計算」は、プレビューするページを算出するように指定さ れている場合(「プレビュー初期表示ページ」が「カーソルを含むページ」に設定)、 できるだけ合理的に計算をするために設けられた変数です。 選択解説 先頭に近い場合は第1ページカーソルがファイルの先頭位置にある程度、近い場合はペ ージを計算しないで第1ページだと判断します。これを選択した場合、その境界のペー ジを右の「ページ計算開始行」に半角数字で指定する必要があります。 常に表示するページを算出カーソル位置に関わらず、表示するページをできるだけ正確 に算出しようとします。 ●詳細説明 ページ計算詳細 「カーソル位置によるページ計算」追加説明 最初にプレビューする画面をできるだけ高速に、なおかつ、できるだけ正しく表示しよ うとする、欲張りな設定です(^^; ある行番号未満を編集執筆していて当マクロが実行 された場合は常に第1ページを表示し、それより後の行を編集執筆している場合は、厳 密な算出を行おうと言うものです。長文も書くけれども、日常では短い文書も多い、そ んな実際的な執筆条件を加味したオプションで、なかなか、イケテル動作だと思ってい ます(^^)。 「カーソル位置によるページ計算」で指定した行番号未満にカーソルがある場合は、常 に第1ページからプレビューします。たとえば、2行目にカーソルがあるのに、時間の かかる「厳密なページ算出」を行った結果として第1ページを表示するのは不合理です 。そこで「基本的には厳密なページ算出によってプレビューするページを決めるのだけ ど、そこそこファイルの先頭にカーソルがあれば、厳密なページ算出をやらないで第1 ページをプレビューしよう」という発想から生まれたオプションです。 ページ数入力 ページ計算開始行の入力 「カーソル位置によるページ数計算」がONになっている場合、ページ数を計算し始め る行を指定します。半角の数字で指定します。 指定した数字より小さい行番号にカーソルがあるとき、HMWLPはページ数を計算し ないで第1ページをプレビューします。指定した数字より大きな行番号にカーソルがあ る場合は、設定にしたがってページ数を計算します。 ●原則的な値  一般的には、各自のもっとも多用する秀丸の折り返し文字数にした状態で、もっとも 多用する印刷書式の1ページに収まる最大の行数を「ページ計算開始行」に指定します 。たとえば秀丸では80桁で文書を書いていて、印刷は全角20字×35行×2段の書式設定 をしているとすれば、80*◎=(20*2)*35*2を満たす◎を指定することになります。  面倒ならば適当に指定しても結構です。「とにかくカーソルの行番号が30以下なら第 1ページをプレビューする」と考えれば簡単です。この場合には「30」を入力します。 もっとも同じ30行でも、秀丸の折り返し文字数を20に設定して書いている場合と、240 にしている場合は、プレビューのページ数も異なることだけは覚えておいてください(^ ^; ページ算出法 ページ算出法 プレビューで最初に表示するページを厳密に算出するか、ある程度、アバウトに算出す るのかを指定できます。 選択解説 できるだけ正確に算出する最初のプレビュー画面を厳密に算出して、秀丸で編集してい た部分を正確にプレビューする。 文字列充填率で早く概算ある程度、アバウトで算出したので良いが高速でプレビューし たい。 ※ 当然ですけど、「プレビュー初期表示ページ」で「カーソルを含むページ」などが 選択されていなければなりません。 ●動作詳細 ページ算出法・理由 ページ算出法の設置理由 「できるだけ正確に算出する」にすると、日本語文章の場合はほとんどぴったり編集し ていた部分を最初のプレビュー画面に含まれるようになります。プレビューまでに多少 時間が必要ですが、執筆中の思考の流れを止めないので長文を書いている人に向いてま す。なお、英文やプログラムファイルなどではごく一部の例外が発生し、多少、行数が ズレことがあります。  一方、「文字列充填率で早く概算」は、「文字充填率」(平均して原稿用紙をどのく らい文字が埋めているか示す百分率)という考え方を使って、執筆していた部分をある 程度、高い確率で特定しながら、高速に表示ページ数を算出するものです。新聞原稿な どの形式が特化された原稿を書く人に向いてます。 文字充填点率 文字充填点率 「文字列充填率」は文字列充填率を半角数字で指定します。文字列充填率は、原稿用紙 のマス目をどのくらいの割合で文字が埋めているか示す百分率です。百分率ですから「 1」から「100」までの半角の数字を指定します。この範囲外を指定すると注意を受けま す(^^; ●当変数の設置理由  文字充填率がほぼ一定している文書を書く人に向いているプレビュー算出方法です。 プレビューまでの時間が短縮され、高速でプレビューできます。それほど精密にページ が算出されるわけではないので、カーソルのあるページをまあまあ正確に表示する程度 の気持ちの余裕が必要です(^^; 文字列充填率 ●文字充填率とは...  文字充填率とは、原稿用紙のマス目をどれだけ文字が埋めているかを示す百分率で、 マス目は「文字か、空白か」のいずれかだけであるとします。文字は、漢字や平仮名、 句読点や記号など原稿用紙のマス目を埋めるものであれば何でもかまいません。空白は 新しい段落へ移る時や、小見出しのために開けた空白行などで生じるもので、原稿用紙 のマス目が真っ白けである部分です。  たとえば、文字充填率80%とは、100個ある原稿用紙のマス目のうち、80個のマス目 に文字が入っており、残りの20個のマス目は空白になっている状態を示します。従って 新聞原稿などは文字充填率が高く、詩のような原稿では文字充填率が低くなる傾向があ ります。 文字列充填率入力 文字列充填率の入力 文字列充填率を指定します。百分率ですから半角数字で「1」から「100」までを入力し ます。この範囲外が指定された場合は、値を保存する時点で制限内のもっとも近い数値 が設定されます。 再接続のウェイト 再接続のウェイト 「再接続のウェイト」は、ddeinitiate文で再接続するまでのウェイト時間を決める数 値です。 ●設置理由  秀丸マクロのddeinitiate文は、DDE接続が完了する前に次のステップへ移るよう です。このへんの通信の仕様は全くわからないので恐縮なんですが、とりあえず接続相 手は起動している状態なので、何度か接続を試みると接続されるようです。ただ、一度 目のDDE接続に失敗して次の接続開始まである程度間隔を置かなければうまくいきま せん。その待ち時間を決める数値がここで指定されます。 ●設定時の目安  これは、各自のハード環境によって異なります。一般的には1〜2回のトライで接続 できるようですが、4〜5回に及んだり、「DDEの接続に失敗しました」と警告され るようでしたら、この値を大きくしてみてください。(あまり大きくしすぎると、うま く接続はするものの、プレビューまでの時間が長くなりすぎて実用的ではなくなります 。小さいほど良いのですが、各自の環境にあった適度な数値を見つけてください。ま、 問題なければデフォルトの1000でもまったく問題ありません)  ※ なお、DDEの接続トライ回数は、タイトルバーに「DDE接続中(1)...」など と表示される括弧の中の数字で表されるので、参考にしてください。 最大リトライ回数 最大リトライ回数 「最大リトライ回数」は、DDE接続が失敗した場合に、再接続を試みる回数を指定す る変数です。 ●設置理由  秀丸マクロのddeinitiate文は、接続が完了しないうちにresultを返す場合がありま す。これはDDEのタイミングなのでまったくわからない部分ですが、とりあえず、何 度かトライするとうまく接続されます。その接続を試みる回数を半角数字で指定します 。デフォルトは「5」となっており、DDE接続が成功するまで5回のリトライをおこ ないます。 ●設定時のめやす  この数値を大きくすれば接続の確率は高くなりますが、プレビューまでの時間が長く なります。このへんは各自のハード環境に依存しますので、文字通りトライ&エラーで 適当な数値を見つけてください。もちろん、「再接続のウェイト」と深い関係にあるの で、両者の数値を適当に組み合わせてベストな数値を指定してください。面倒ならばデ フォルトで全く問題ないとは思いますが(^^;  DDEの接続がうまくいかない場合は、どちらかといえば、まず「再接続のウェイト 」の値を上げて試してみて、それでもだめなら「最大リトライ回数」をあげて行く方が 良いでしょう。 書式表示ウェイト 書式表示ウェイト 「書式表示ウェイト」は、関連づけに関するメッセージをタイトルバーに表示する時間 を指定する変数です。小さくすれば表示時間は短くなり、大きくすれば長くなります。 ただし、100以下の整数を指定すると0(ゼロ)と判断します。設定書式を確認する時間が ないので、す早くプレビュー画面を見ることができます。(どんな書式状態になってい るのか、わかりませんが、慣れればこれもいいかもしれません) ●追加説明  HMWLPは、秀丸で編集中のファイルにWinLPrtの印刷書式が関連付けされていな い場合、自動的に「WinLPrtの現在書式」が設定されるようになっています。でも、ユ ーザは関連づけされているものと思いこんでプレビューを見て、行数などを調整するよ うな誤認識が発生しないではありません(^^; そこで、HMWLPが書式を自動設定す る際には、警告をタイトルバーに示すようになっています(あくまでユーザが大将とい う姿勢です)。この表示時間を決めるのが、「書式ウェイト」です。半角の数字で入力 してください。 ●設定時のめやす  表示する時間は各自のハード環境や感覚に左右されますので、この数値を変えて、ご 自分に適する値を指定してください。  ※ 「秀丸で編集中のファイルにWinLPrtの印刷書式が関連付けされていない」とは、 次の2種類あるので十分注意してください。 (1) WinLPrtでファイル名(ワイルドカード)と印刷書式との関連づけをユーザがまだ設定してない 。 (2) 関連づけは設定されているが、「関連づけ有効」がOFFになっている。  関連づけについて動作に疑問を感じたら、WinLPrtを調べて設定を確認してみてくだ さい。 決定 「決定」ボタン 「決定」ボタンを押すことにより、このダイアログボックスで設定された内容が決定さ れ、保存されます。 キャンセル 「キャンセル」ボタン 「キャンセル」ボタンを選択すると、このダイアログボックスで新たに指定された内容 が破棄されます。設定内容は新たに設定する前の状態が維持されます。 ヘルプ 「ヘルプ」ボタン 「ヘルプ」ボタンを選択すると、ヘルプが起動します。 ※ ただし、HMWLP.HLP,HMWLP.CNTファイルを秀丸フォルダの下に作った「KAKIMAC」フ ォルダにコピーしておいてください。ここにない場合は何も起こりません。 逆順印刷 逆順印刷  フェースアップ出力しかサポートしてないプリンタで、逆順印刷を行うために、秀丸 マクロ側でこれに対応しました。ページを並べ換える必要がないので、夜中に印刷をス タートして朝には完了と言うような余裕のある大量印刷物のときには意味があるでしょ う。 ●印刷速度  遅いです(;_;) ま、逆順に印刷するため、そのページまでのイメージをすべて作っ た後、そのページを印刷するような手順を踏みますから、仕方ないみたいです。ま、時 間がある場合で、フェースアップしかできないプリンタで、出力結果の山のように重な っている紙の上下を入れ替えるのがイヤな人(私のコトですが)には少しは役立つかも しれません(^^; (WinLPrtのVer.5.3βでは、WinLPrt側で「逆順印刷」に対応したようです。HMWL Pで秀丸マクロで制御するよりは早いようですが、印刷速度を気にするといけないよう です(^^;) デフォルト書式 デフォルト書式指定 「デフォルト書式指定」は、プレビューしようとするテキストファイルの名前に書式が 関連付けられていない場合にどの書式を採用するかを指定します。(関連づけが「無効 」になっている場合も作用します) ●設置理由 ファイル名と書式とがWinLPrtによる関連付けを設定されていない場合、プレビューす る際にどの書式を採用して良いかわかりません。ただ、「書式と関連付けられていない ファイルは常に決まった書式でプレビューしたい」という気持ちが湧いてくるタイプの 人は「デフォルト書式指定」をチェック(ONにして)しましょう。これをONにする と、関連付けされていないファイルは「書式名指定」で指定されている書式でプレビュ ーするようになります。 いっぽう、「デフォルト書式指定」をチェックしていない(OFF)場合、「関連付け されていないファイルをプレビューする時には、その時点でWinLPrtにセットされてい る書式を継続して採用してプレビュー」します。この場合は「書式名指定」で指定され ている書式は無視されます。書式変更の比較的少ない人、あるいは現在の書式を優先し て利用するような使い方をする人に向いてます。 ●タイトルバーへの表示 「デフォルト書式指定」がONのとき 秀丸のタイトルバー(キャプションバー)には、『指定デフォルト書式(標準)採用』な どと表示されます。 「デフォルト書式指定」がOFFの場合 「デフォルト書式指定」がOFFのとき、秀丸のタイトルバー(キャプションバー)に は、『現在設定されている書式(縦書き)採用』などと表示されます。 ●デフォルト書式指定・増設秘話(^^; これは、 FWINAL MES#19で、ひろ(BXN02350)さんから寄せられた要望「関連付けされて いない file は default の書式を使用するようにできないのでしょうか ? 今は取り 敢えず、拡張子 * を default の書式に関連付けを加えて凌いでいるのですが、なんだ かすっきりしません。」(97/04/04)に対応したもので、すっきりすると良いのですが。 で、どーしてもすっきりしない場合は、セーロガンとか、カンチョ……、あ、違います ね、すっきりの意味が(^^; ……ちょっと、わざとらしすぎてゴメンナサイm(_ _)m デフォルト書式名指定 「書式名」の指定 「デフォルト書式指定」がチェックされている(ON)場合、「書式名」の欄(エディ ットボックス)に書式を書き込んでおくと、その書式が「関連付けされていないファイ ルをHMWLPでプレビューした際に採用される書式」となります。 「デフォルト書式指定」がチェックされていない(OFF)場合には、この設定には関 係なく、その時点でWinLPrtに設定されている書式が採用されます。 ●「書式名」指定の注意 「書式名」に記入する書式名は正確に書いてください。不正確でも記入できてしまいま す。で、いざプレビューと言った際に、不正な書式はWinLPrtに嫌われます(^^;  (WinLPrtのVer.5.30βでは、チェックできるようになっていますので、HMWLPの 次版では、不正な書式を記入した場合の対応もできていると思います) 初期値 「初期値」ボタン このダイアログボックスの設定をすべて当マクロで最初に決めている内容に戻します。 決定ボタンを押さなくても、「初期値」ボタンを押した段階で設定内容は更新されます 。 導入詳解 やること  kakimacP.lzhを解凍して、同梱されている全てのマクロファイルをマクロファイル用 のフォルダに移動します。なお、誠に恐縮ですが、秀丸フォルダの中に「kakimac」と いう名前のフォルダを作ってください。次に導入で必要な4ステップを示しますので、 各手順とその内容を確認してください。「フォルダ」とは「ディレクトリ」とほぼ同義 語です。 [導入の手順] (1) kakimacW.lzhを解凍  HMWLPは、KAKIMACP.LZHに圧縮されています。解凍ソフトを使って解凍してくだ さい。ちなみにKAKIMACP.LZHは、Miccoさんによる『LhMelt+UNLHA32.DLL』によっ て圧縮されています。とは言うものの、解凍するためのソフトは何でも結構です。LhMe ltに限定するものじゃありません。 (2)kakimacフォルダの作成  秀丸がインストールされているフォルダ(以下、秀丸フォルダ)をエクスプローラな どで見てください。そこには「kakimac」という名前のフォルダがありますか? もし 、なければ大変もうしわけないのですが(^^;、秀丸フォルダの中に(下に?)「kakima c」という名前のフォルダを作ってくださいマセm(_ _)m  既にkakimacフォルダがある場合は新しく作る必要はありません。 (3-1) ファイルの移動  解凍した全てのマクロファイルを「マクロファイル用のフォルダ」へコピーします。 なお、このヘルプは、マクロを実行するために必要なものではありません。読後は削除 しても結構です。マクロ実行中は、秀丸マクロを利用した、オンライン簡易ヘルプ(^^; を参照できるので、これをご活用ください。 (3-2) 移動の確認  メニューバーから[マクロ→マクロ実行]を選択し、「マクロ実行」ダイアログボッ クスのマクロファイルリストに「HMWLP.MAC」があるかどうかを確認してください。リ スト中に発見できれば、正常に導入が完了しています。  もし、リストに出てこなければ、正しく導入されていません。原因としては、ファイ ルが正しく移動していないケースが多いようです。「マクロファイル用のフォルダ」の 内容を確認し、ファイルの移動先やマクロファイル用のフォルダが秀丸で設定されてい るかどうかを調べてください。その後、再度、(1)から操作をやりなおします。 (3-3) ヘルプファイルの移動  ヘルプ関連の2ファイル(HMWLP.HLP,HMWLP.CNT)を「kakimac」フォルダに移動してく ださい。「設定ダイアログボックス」の「ヘルプ」ボタンを押すとヘルプファイルが利 用できます。 (4)秀まるおのマクロサーバ(macserv.exe)の導入  「秀まるおのマクロサーバ」を秀丸フォルダにコピーしてください。マクロサーバ(m acsrv13.lzh)は、NIFTY-ServeのFWINAL LIB#8にあります。インターネットが使用でき る人は、秀まるお氏のホームページに最新版が掲載されています。 WinLPrtダウンロード WinLPrt のダウンロード ●入手先とファイル名  WinLPrtの入手は、(1)NIFTY-Serve FWINAL LIB#8、(2)インターネットの h_toshさん のホームページから、(3)雑誌などに添付されているCD_ROM、(4)オンラインソフトを収 録した書籍などから可能です。なお、WinLPrtには、フルセット版とスタンダード版が あります。 ※ ひりたてのホカホ……あ、そうじゃなくて(文字通り、臭いギャグでゴメンナサイ。 ほんと、見え見えですもんね、これは。あ、でも、実物は見たくないか……)、出来立 てのホカホカのWinLPrtや最新の機能を搭載したβ試験中のWinLPrtがどーしても欲しい 人は、h_toshさんのホームページを訪れましょう。また、h_toshさんご自身がWinLPrt の使用法を解説したページもあります。 次のように2種類のファイルが公開されています。  ■ NIFTY-Serve FWINAL LIB#8 1997/04/10現在 /04/01 786353 B WPRT527S.EXE WinLPrtforW95V5.27スタンダード /04/01 1401433 B WPRT527F.EXE WinLPrt for Win95 V5.27フル ホームページには旧版からの差分ファイルも用意されています。  ■ h_toshさんのホームページ 1997/04/15現在 URL< http://www.na.rim.or.jp/~htosh/> WinLPrt for Windows95 Version 5.27 フルセット版(1,401,433Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.27 スタンダード版(786,353Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.20→5.23差分(342,518Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.21→5.23差分(328,210Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.22→5.23差分(230,165Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.23→5.24差分(139,179Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.24→5.25差分(319,941Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.25→5.27差分(190,513Byte) WinLPrt for Windows95 Version 5.26→5.27差分(45,423Byte) ●2タイプのWinLPrt。さて、どちらをダウンロードする?  同じバージョンで2種類用意されていると、フルセット版が欲しくなるのが人情かも しれません。しかし、経済面、環境面に配慮して、2つのファイルの違いと自分の環境 とを十分確かめてダウンロードしましょう。フルセット版はMFC42.DLL,MSVCRT.DLLが入 っているためデカいサイズになっています。機能・ヘルプ・添付ドキュメントなどは、 スタンダード版とはいっさい変わりはありません。  ※ 一度、上記の2つのファイルを含んだフルセット版を導入すれば、以降しばらく の間WinLPrtのバージョンアップの際には「スタンダード版」で良いことがわかります 。課金を考えると1メガ超のダウンロードはやはり腰が引けて当然ッス(^^; ●迷った時のヒント(^^;  要は、各自のWindowsのシステムフォルダ(c:\\windows\\systemなどが典型的なフォ ルダ)に、MFC42.DLL,MSVCRT.DLLの2つのファイルが入っているかどうかを確認するこ とです。エクスプローラの「検索」を使えば楽チンです。 書きマクロ 『書きマクロ』シリーズ  書きマクロとは、Windows上のエディタやワープロに装備されているマクロ言語を使 って、それらのソフトがデフォルトで示される機能だけでなく、潜在的に持っている高 度な能力を十分に引き出すことにより少しでも快適に日本語の文書が書けることをめざ した、一連のマクロシリーズです。「日本語文書作成支援」と銘打っているように、日 本語文書作成に焦点を絞ったマクロシリーズです(^^)  さあ、今日から、書きマクロで、日本語文書をどんどん書きまくろッ!(^^) 他ソフト上の「書きマクロ」 公開迫る いよいよ「書きマクロ for MS-WORD97」を中心とする「書きマクロ for MS-OFFICE」が やっと公開ラインに乗っかりそーです(^^)(^^)(^^) また、続けて(時間的&精神的な 余裕があれば)「書きマクロ for 一太郎」なども随時、公開予定です(あくまで予定 ですが)。公開されれば使ってみてくださいマセm(_ _)m と言っても、いつものよう に風任せの作成ですから、正式公開はいつになることやら……。期待しないで、で、待 たないでください(^^;ゞ ま、待つ人もいないか……「待つ人もいない、ふるさとへ帰 る」そんな切ない歌もあったっけ。…でもまあ、これでやっと数年前のお・や・く・そ ・くが守れそうです(^^;;; (う〜んみゅ。『約束』かぁ〜。何気なく「や・く・そ・く」と書いたんだけれども、 その後、なんだかえらく懐かしい感じがこみ上げてきた、私。約束……。幼い頃は約束 なんて誰とでもしたわけじゃないし、そんなに簡単に約束したりもしなかった気がする 。そしてひとたび約束したなら「走れメロス」じゃないけど(古いなぁ〜)、相手を想 い一生懸命に果たそうとしたし、たとえ実現できなくても約束実現への使命感だけはあ ったような気がする。約束した相手との間には特別な(甘い?)ヒミツの関係を感じて いたせいかもしれないけど(^^;。  それが最近の仕事に追われる生活では、いつのまにか「約束」は「契約」と言う言葉 に置き換わってしまった。目の前に積まれる契約を無感動にひたすら処理する日々の連 続。それが仕事言うものだ。そう頭で分かっていても、契約と約束とでは意味が違うは ずだと思いたい。そんな気持ちが、心のどこかに密んでいる(^^)。そしてふと気づくと 「約束」と言う言葉はなんてステキな響きを持っていることか。どっかに置き忘れてき た「約束」を思い出せそうな気がした……。そういえば昨夜見たテレビのバックで、ジ ョー・コッカーが流れていたなぁ〜(^^; 誰かとどこかで交わした、や・く・そ・く。 そんな記憶のかなたへ忘れ去られた『遠い日の約束』を思い出せそうになった……春で すネッ。(「約束」という言葉とともに女子高生のセ〜フク、甘酸っぱい学生時代の出 来事なんぞを連想してしまうのは私だけ……ナンノコッチャ(^^;;;) p.s.「遠い日の約束」って言葉はなかなかイイ感じですねぇ〜(^^; 秀丸エディタ 秀丸エディタ  秀丸エディタとは、Windows環境での定番エディタと評されるテキストエディタです 。秀まるお氏が開発されましたが、現在の開発は、"秀丸95担当"氏に任されています。 【入手先一覧】 ●ニフティー ウィンドウズ実用フォーラムFWINAL LIB#8 ●INTER-NET 秀まるお氏のホームページhttp://www2.mitene.or.jp/maruo/ ●雑誌媒体  パソコン関係の雑誌に添付されるCD−ROMや、日本のオンラインソ フトを大集合させたシリーズ書籍などに収録されています。最新のバージョンは、ニフ ティかインターネットでGETしてください。 秀丸95担当 ナゾの怪人『秀丸95担当』……  その謎に満ちた登場の頃じゃった……「秀丸95担当さんって、どげなお人なんじゃろ ??」との不安と期待の入り交じった声がFWINDEV、FWINALの窓族の迷宮にわき上がっ てきたのはのぉ。なにやら「巷で有名なやまもと仮面さまと血縁関係があるらしい」と か「誰の心も見透すことができる超能力をもっていて、どんな壁も透視する魔力を窓九 五そふとの魔術開発に応用したらしいゾ」など、人心を惑わす信憑性のないウワサが飛 び交ったそうな。窓族の多くの民は心安まる日がなかったんじゃ。 いまでは若君・秀 丸殿の御指南役兼教育係りとして、窓族村のクロ〜ト衆を「ムムム……」と唸らせるよ うな、センスのある切れの鋭い小技を連発しておってな。相当の強者とのウワサがたっ ているようじゃったが、これまたはかないウ・ワ・サの話。果たしてそのベールがとれ る日は近いのじゃろうか、遠いのじゃろうか。窓族の民の関心は若き勇者の真の力、ほ んとうの姿に集中したそうな。 そんな折も折、偶然にもこの村を通りかかった、ある 賢者は、秀丸95担当殿の誠実で素早い身のさばきに目をやるやいなや、一言だけ、こう つぶやいて村を去ったそうな。 「英雄は英雄を知る」と。 その一言で窓族のみなの 心は晴れ、安らかな日々を暮らしたそうな。よかった、よかった。 秀まるお 『秀まるお』伝説…… sa60  まだ、Windowsがその存在さえも認められていなかったその昔、DOSの嵐が吹 き荒れ、コミュニケーションソフト群はおろか、エディタ群さえまだ姿を見せてはいな かった。そんな未開のフロンティアに、今では通信ソフトの定番ともなっている秀Term をひっさげ、彗星のごとく現れた若きプログラマ『秀まるお』。「秀見え」「秀Cap s」などの、シュアーなソフトを続々と公開するとともに、不朽の名作「秀丸エディタ 」を発表。シェアウェア界の貴公子と呼ばれる(……らしいです(^^;? 秀丸のホーム ページでは秀まるお氏のひょうきんな動画も見られますが、昨年の月刊アスキー誌のエ ディタ特集でVzエディタの作者であるc.mos氏らと出席した対談記事の中に掲載され ている、右手を水平にさっと動かしているようなポーズのエラくカッコいい写真が印象 的だったりします)栄光の座に一気に駆け上った。怒濤のように押し寄せる会議室での 書き込みに対して返した、絶妙の「1行レス」はFWINALでは伝説となり人々の心の中に 生き続けている。その勇者の遙かな後ろ姿だけでも…とFWINCOMの地を訪れる者たちの 列はいまだに途切れることがないという……。 WinLPrt WinLPrtの入手  WinLPrtは、堀田氏(h_tosh)作のシェアウエアで、下記で入手できます。 【入手先一覧】 ●ニフティ・サーブ ニフティサーブ・ウィンドウズ実用フォーラム8番ライブラリ(FW INAL LIB#8) ●インターネット URL:jhttp://www.na.rim.or.jp/~htosh/ mail:または なお、インターネット(プロバイダ)に接続できる環境であれば、WinLPrtのヘルプの プルダウンメニューから直接、h_toshさんのホームページへジャンプすることができる ので便利です! ●雑誌付属CD−ROM  パソコン関係の雑誌に添付されるCD−ROMや、日本のオンラインソフトを大集 合させたPackシリーズなどに収録されています。ただし、バージョンが多少古くな っているかもしれません。 シリーズ紹介 公開されている『書きマクロ\uldb0』シリーズ 1997/04/17現在 NIFTY-Serve FWINAL#19(ウィンドウズ実用フォーラム・19番ライブラリ) 番号 登録日付 バイト 参照 データ名 905 97/01/10 130527 485 B KAKIMACW.LZH 秀丸日本語文書作成支援W集v1 779 96/10/19 290155 548 B KAKIMACP.LZH 秀丸からWinLPrtを制御するマ 778 96/10/19 18380 347 B KMACP1T .LZH 秀丸からWinLPrtを制御するマ 618 96/02/28 30255 1115 B KAKIMACM.LZH 秀丸日本語文書作成支援M集 575 95/12/21 66500 826 B KAKIMACG.LZH 秀丸日本語文書作成支援G集V1 574 95/12/21 125892 512 B TUKAMACG.LZH 秀丸マクロ作成支援G集V1 536 95/10/21 64840 726 B KAKIMACK.LZH 秀丸日本語文書作成支援K集V1 497 95/09/03 14192 430 B KAKIMACJ.LZH 秀丸・クリップボード履歴保存復元 462 95/07/20 14070 452 B KAKIMACF.LZH 秀丸・ズーミング等簡単設定V1 450 95/07/04 37992 1144 B KAKIMACE.LZH 秀丸・楽々ファイル閲覧(汎用版V1) 443 95/06/19 28366 1051 B KAKIMACD.LZH 秀丸・快適全文検索(kSearch2) 438 95/06/06 16564 773 B KAKIMACC.LZH 秀丸・文字数&文字種動的表示 418 95/05/09 24634 563 B KAKIMACB.LZH 秀丸・カーソル上文字コード連続表示 413 95/04/25 48488 628 B KAKIMAC5.LZH 秀丸 自動字詰目標行数達成率 358 94/12/07 35235 1321 B KAKIMACA.LZH 秀丸日本語文書作成支援αAV1 323 94/11/01 26002 1286 B TUKAMAC6.LZH 秀丸マクロ作成支援新版6集 299 94/10/06 29980 1188 B KAKIMAC7.LZH 秀丸日本語文章作成支援7集V2 297 94/10/04 27232 1235 B KAKIMAC8.LZH 秀丸日本語文書作成支援8集V1 262 94/08/29 18310 1144 B KAKIMAC6.LZH 秀丸日本語文章作成支援6集V2 252 94/08/13 36002 1206 B KAKIMAC4.LZH 秀丸日本語文章作成支援4集V2 228 94/07/07 20591 1337 B KAKIMAC1.LZH 秀丸日本語文章作成支援1集V2 227 94/07/05 10952 878 B MAKUMAC4.LZH 秀丸マクロ作成支援4集V1 223 94/06/30 19113 1402 B KAKIMAC3.LZH 秀丸日本語文章作成支援3集V1 218 94/06/24 9681 1412 B KAKIMAC2.LZH 秀丸日本語文章作成支援2集V2 秀丸マクロは上位互換なので、Win3.1用マクロの多くがWin95でも動きます。 秀丸マクロは、インターネット上でも数多く公開されています。「ベクターデザイン」 のWebがもっとも多いようです。また、他にも個人のW ebでいろいろ公開されているようです。 (以上) マクロファイル用のフォルダ ●マクロファイル用のフォルダとは  マクロファイル用のフォルダとは、秀丸マクロのファイルを格納するために作られる 専用フォルダのことです。このフォルダを開設するとマクロファイルをすっきりと管理 できます。秀丸では原則的に『マクロファイル用のフォルダ』にマクロファイルを置き ます。 ●指定法 「その他(O)→動作環境(E)→パス(P)→マクロファイル用のフォルダ(M)」の欄(エディットボック ス)にドライブ名から始めたすべてのパスを指定する「フルパス」でフォルダを指定し てください。 (例:「c:\\Program Files\\hidemaru\\macro」) なお、デフォルトではここが空白の状態になっています。この場合、秀丸がインストー ルされているフォルダがマクロ用のフォルダとして認識されます。専用フォルダを指定 する手間は必要ないので簡単ですが、マクロファイルと秀丸のプログラムファイルが混 ざってしまい、効率的なメンテナンスができなくなります。手間といっても、ほんのわ ずかですから、極力マクロファイル用のフォルダを作って、そのフォルダをマクロファ イル専用フォルダとして指定するよう、お勧めします。 kakimacフォルダ ●「kakimac」フォルダとは?  「kakimac」フォルダ、つまり、秀丸フォルダの中にある「kakimac」という名前のフ ォルダには、HMWLPの他、拙作・書きマクロシリーズが作るさまざまな情報ファイ ルが一元的に保存されます。かつて秀丸フォルダとか、マクロファイル用フォルダとか に、書きマクロ情報ファイルを保存しようとしたんですが、数が多くなり汚くなってし まいます。それで仕方なく、秀丸フォルダの中に「kakimac」フォルダを作ることにし た次第です。まあ、一回作れば良いですし、いざとなればこのフォルダさえ削除すれば 書きマクロシリーズの全ての情報ファイルを一掃できます。そんな時にも便利かと存じ ます(^^; ●お願い  ジツは、マクロフォルダに書きマクロ情報ファイルを保存するようにした事が何度か あるんですが「マクロフォルダが汚れる」とお叱りを受けてしまいました……(^^;、か と言って秀丸フォルダもなんだし……。そんなこんなで、このような専用フォルダを作 っていただくような仕様になりました。どーか、ご理解のほどをお願いしますm(_ _)m ) ●「kakimac」フォルダの作成は、ど〜してもヤだ!! HMWLPを実行するためには、秀丸フォルダに「kakimac」という名前のフォルダが 必要ですが、「新しいフォルダを作るのは絶対イヤだ!」とお感じになる方もいらっし ゃることでしょう(^^; で、そうした場合は、HMWLP*.macに「HMWLP.kdf」ファイルを 見つけて、全てのHMWLP.kdfファイルへのパスをお好みのフォルダに指定すると、自由 なフォルダに指定できます。 設定ダイアログを出す手順 「動作設定」ダイアログの出し方 動作設定ダイアログを出すためには、「HMWLP起動のために割り当てたキーに加えて、 ウィンドウズキーを押す」ことです。「ウィンドウズキー」とは、「Alt」キーの外側 にあり、ウィンドウズの旗のマークが刻印されたキーです(^^; 本当はなんて言うんだ ろう(^^; ●出し方の実際 たとえばいま、HMWLP.MACが「Alt+P」に「キー割り当て」られているとします。この条 件で次の手順をとってください。 1.[Alt]キーを押ままにする 2.「ウィンドウズキー」を押したままにする 3.[P]キーをポンと押す  これで「動作設定」ダイアログが出たはずです。[Alt]キーと[ウィンドウズキー]は 押し続けます。要するに「[Alt]キーと[ウィンドウズキー]と[P]キーが同時に押され ている状態を作ってください。HMWLPの起動を「Alt+P」キー以外に「キー割り当 て」した場合でも同様です。うまくいかない人はアワてて私宛にメールをください(^^; ●陥りやすい誤操作 「[Alt]+[ウィンドウズキー]+と[P]」で動作設定ダイアログが出るんですが、キー を押す順番やタイミングを間違うとうまく行きません。失敗しやすいのが「ウィンドウ ズキー」を早く放しすぎてしまって、タスクバーの「スタート」ボタンを押した状態に なってしまうことです。スタートのポップアップメニューが出てしまうのはこれが原因 です。 旨くやるには、「まず[Alt]キーを押し、そのままで[ウィンドウズキー]をさらに押し て、この2つのキーを押した状態で[P]キーを押すと言う感じを体得してください(^^; 。文字で説明すると難しいですが、慣れれば、WinLPrtの起動と、設定ダイアログが非 常に快適に起動できるようになります。で、「書きマクロ」シリーズの基本パターンに なる可能性が高いです!  あと、問題になるのは、IME関係の常駐ソフトを使っている場合があります。「Al t」キーを押しても、日本語IMEからの入力をそのまま受け取るような設定になって いると上手く設定ダイアログが開きません。その場合は、一度、日本語IMEを切って 「Alt+P」を押してみてください。また、いろいろ設定を変えると良い場合が多いよう ですので、導入しているソフトに応じてトライしてみてください。 ●日常の運用 日常的にHMWLPを使う場合は、「Alt+P」でプレビュー。「Alt」を押した後に「ウィン ドウズ」キーを押して、それに続いてポンと「P」キーを押すと「動作設定ダイアログ 」という感じで運用するとイイ感じです(^^)おそらく以降の「書きマクロシリーズの標 準仕様」として定着するでしょう。マクロのキー割り当てはひとつのキーを消費するだ けでよいわけですからね! う〜ん、マンダ…じゃなくて、グッド・アイディアでっし ゃろっ(^^) (あ、キー割り当ての制限は80個ですが、この制限を完全に撤廃するマク ロが月刊アスキー4月号「パソコン早わかり研究室」のページに掲載していただいてお りまふ。この設定ダイアログ起動と同じアイディアです。ま、マクロはアイディアがす べてですからね(^_-) ●104キーボード以外の場合 えーと、私は101キーボードにウィンドウズの旗マークなど3キーが追加された10 4キーボードを使っています。で、公開直前になって101キーボードの場合なんぞを 思い当たってしまいました(^^; 106キーボードは問題ないでしょうが、101キー ボードなど「ウィンドウズの旗キー」がないキーボードを使っている場合ですけど、こ うした場合は、HMWLPの設定したくなった時には『「マクロ実行」で直接「HMWLPS .MAC」をマクロ実行』によって起動て設定してくださいm(_ _)m。  ※ あるいは、HMWLP.MACで「HMWLPS.MAC」をexecmacro文で呼び出している部分で、 呼び出しキーコードを変更してやれば101キーボードでも同様の操作が実現できます 。 オーバーレイ オーバーレイの例 ま、こんな印刷物を美しいと言うか否かは個人的 なセンスに依りますが、企業や大学のマークをさ りげなく入れるのも一つの方法。あ、イヤミな感 じになる場合もありますからお気をつけて…(^^; 装飾例 装飾フォント例 秀丸マクロのグローバル/ローカル変数、サブルー チン構文、コメント行などが奇麗に色分けされて います。白黒で印刷しても、想像以上に快適です! 背景ビットマップ 背景を変える WinLPrt本体のファイルが並んでいるウィンドウの背景を変えるには、次のようにしま す。 [オプション→設定→ファイル]の[アイコン表示の色]をクリック [背景のビットマップ]を選択。 好きなファイルを選ぶ。 ※ この際に[表示]も[大きなアイコン]などに変えておくほうが楽しいかもしれませ ん(^^)[一覧→大きなアイコンで表示する]を選択すると変更できます。 ツールバーを浮かせる ツールバーの移動のさせかた ツールバーの「ボタンとボタンの間」をダブルクリックすると浮動バー状態になります 。そのままWinLPrtのウィンドウ近くに持っていって、ドロップしてやると枠に張り付 きます。張り付いた状態で、上下や左右の位置調整もできます。同じ部分をそっとクリ ックして、そのままドラッグしてやっても同様の操作が可能です。   MS-WORD95などのように「ツールバーに配置されているボタン群の右にあるスペー ス部分をダブルクリック」では動きません(^^; ●WinLPrt Ver.5.30で「クールバー」追加 ただいまβ試験中のWinLPrt Ver.5.30には「クールバー」が実装されています。クール バーとは「ビールなどを飲むための冷房の効いた冷たい…」、あ、なんかオジンギャグ ばかりですいませんm(_ _)m、で、クールバーとは、「バーのほうからどんどんこっち へ向かって来る……」ありゃ、ファイルサイズがでかくなれば通信費もでかくなるとい うのに、こんなダジャレを連発していたのでは(^^ゞ。改めまして、クールバーとは、 インターネットエクスプローラのツールバーみたいなやつだとお考え下さい。なんかカ ッコ良いです(^^) ヘッダ  ヘッダは原則的に、ファイル名や印刷日時などの情報を印刷する部分です。WinLPrt は非常に多彩な変数をクリックだけで簡単に利用できるように配慮されています。  で、ちょっとひねった使い方として、マイ原稿用紙とか、誇張型の題名欄として使う こともできます。あ、趣味の問題はちと横に置いておき、あくまで可能性としての話で す(^^;  ※ ファイル全体のプレビュー時、(変更)のあるファイルはヘッダに下記のような 表示に強制的に変更されますが、故障ではありません(^^; 「ファイル名  (変更中)  日付 時間」 例: c:\\data95\\HMWLP.mac (更新中) 96/10/12(土) 12:00 ヘッダ・フッタの書式 ヘッダやフッタの書式  ヘッダやフッタにはバラエティに富んだ情報が簡単に指定できますが、ここでは事故 防止機能としての利用です。  たとえば、書式{\v 名を決定する段階では「20字詰め」のつもりがいつのまにか「22 字詰め」に書式を変更してしまうこともよくあること。ただ変更を忘れてしまい、「行 数」にばかり気をとられてしまい、目的に200行に達したと原稿を提出。その場で「あ れ、なんでこんなに原稿の分量が多いの」という悲惨な事故を未然に防ぐためにも、ヘ ッダかフッタには、自分で入力しないで「WinLPrtが知らせる桁・行・段落の情報」を 必ず入れておくようにしましょう。半角数字を立てることもできます。  常にみずからを過ちを犯す存在として認識しておくことが肝心です(^^; 予約語 キーワード ●キーワード  キーワードとは、強調したい文字列(言葉や表現)です。あらかじめテキストファイ ルとしてストックしてされています。このファイルをキーワードファイルといいます。 秀丸エディタの「キーワードファイル」に相当します。(秀丸のキーワードファイルを 、チョ〜簡単にWinLPrtで利用することもできます)。属性としては色、下線、打ち消 し線などを指定できます。また、縦書きの場合、ベースラインを行の「中央」に指定す ることで、いっそう快適にキーワードを使うことができます。 ●キーワードの編集  2、2個のキーワードを編集する場合には、[書式設定→キーワードフォント→キー ワードファイル編集]を使います。これはそれぞれの書式にキーワードが対応している ためで、印刷という視点から非常に合理的です。なお、日本語文書を多用する人は「書 式設定→キーワードフォント→予約語ファイル編集」ダイアログの「単語単位で検索す る」のチェックを外した方が良いです! ●既存のキーワードの活用  単純な1個のキーワードファイルにあるキーワードだけでなく、他のキーワードファ イルにあるキーワードをそのまま非常に簡単に流用するために「インクルード」機能が 用意されています。ドサッと、しかもあまりにも簡単に追加・流用できます。  さらに、編集するために秀丸エディタを起動することもボタン一発。 ●キーワードの応用……校正機能のフィルタとして  キーワードは基本的には強調したい大切な文字列を見つけやすくする機能ですが、ま ったく逆に、絶対に使ってはいけない言葉や文字列を強調表示させる機能として使うこ とも可能です。たとえば「キャノン」は誤りで「キヤノン」ですね。どうしても「ャ」 と小さく書いてしまいますもんね(^^; こうした基本的な校正機能をWinLPrtに持たせ ることが可能です。 コメント行 コメント行(見出し行)  WinLPrtには「コメント行」という機能があります。元々はプログラマが「/*...*/」 などに代表されるコメント行(プログラム行に対応するものとして)を認識するための 機能ですが、日本語文書でこの機能を応用して、見出し行の機能として利用できます。  [書式選択・指定→コメント行→その他]で設定します。全角文字など4種を設定するこ とができます。秀丸の利用が、日本語文書を書くことにある人は、プログラマ向けのコ メント行機能としてではなく、「見出し行」としてこれを利用すると大変便利です。 ●コメント行の例  たとえば、「●」や「■」などを見出し行のマークとして登録し、合わせて「先頭に 出現した場合のみ」をチェックするとよいでしょう。このチェックがない場合は、本文 中にでてきたすべての「●」や「■」以降で改行までの文字がコメント行フォントで表 示されていまいます。  さらに「コメント文字を印刷しない」をチェックすると、「●」や「■」などを見出し行 のマークが消えてしまい、紙面でよく見る「小見出し」のように印刷&プレビューされ るので快適です。「小見出しは、本文3行どりの2行」などという指定の場合などには 、行数計算にも威力を発揮します(^_^) ※ プロポーショナル指定は、「字間」だけを指定する方が良いでしょう。 書式 絶妙の書式表示機能 ●字詰め&行数……事故を未然に防ぐ(^^;  印刷媒体にもプロポーショナルフォントが使われる昨今ではありますが、やはり現状 としては、[字詰め×行数]の原稿用紙文化を無視するわけにはいきません。WinLPrt のヘッダやフッタにはこれを強力にサポートする機能が装備されています。 ●文字の分量トラブルを未然に防ぐ(^^;  当初、20字×35行のつもりで書式設定を行っても、途中で気が変わることもよくあり ます。ところが色んな書式の文書をいろいろ書いていると、自分で変更したにも関わら ず、その変更を忘れてしまうことも少なくありません。「14字詰めに変更したのに17字 詰めと思い込み続け、最後になって泣きを見る」なんてことのないように、ヘッダかフ ッタには現状をWinLPrtに表示させるマクロを指定しておきましょう。文字数の分量ト ラブル、つまり、書式に関するトラブルを未然に防げます。 ●書式の自動表示  最下段の真ん中の欄に表示されている書式名「縦書き20w*35L*2D」と、文書中に表示 されているフッタ表示の「【24字×38行×2段】」とを比べてみてください。書式名は 書式を設定した際に「自分が入力する名前」です。その時は20字と考えていたのでしょ うが、実際に印刷されているのは24字詰めです。しかも印刷物に書式が表示されるので 、文字分量のトラブルを防ぐ強い味方になってくれます。 ●半角文字は縦書きにして立つ(^^; あと、「38」が横に寝てないで、立っている点にも注目(^^) 本文中でも半角縦書き文 字を立てることが出来ます。……って最近バージョンアップした某ワープロソフトが誇 らしげに宣伝しておったような記憶が……。書くようにワープロするのは難しいものの ようです。 導入の解説 もう少し詳しい「秀丸マクロ・導入ガイド」  「どないやってもわからへんやないけぇ〜」という方はさっそく、南光の怒りの相談 室宛てに必ずお手紙で……違いますね、はいm(_ _)m(こーゆーしょーもないことをズ ラズラ書くから文句のメールがあったりするんですよね(^^;、しかもローカルなネタで 最悪ですね(^^; そんでも止めないア・タ・シ。うっ、あたしと言えば、ばかよね〜。 まだ続くか、こいつ)。 ほんの少し詳しいマクロの導入がkakimac5.lzh,kakimacC.lzh にあったと記憶しています。  もっともかなり昔の事なので、それほど詳しくもなく、やさしくもなく、正しくもな く……てな事になっているかもしれません。 ※ 「南光師匠」と言うより『べかちゃん』の方が個人的にはしっくりきたりするんで すが(^^; ※ なお、秀丸マクロの導入につきましては、導入方法だけを微に入り細に入り説明し たガイドを近日、公開予定です。ってこれを読んでいる方には不要でしょうが、ま、将 来の秀丸ユーザの方々や、既存の秀丸ユーザの方でも「マクロが便利やいわはりまして も、なんやぁ、面倒やおまへんのんどすかぁ〜」と思って秀丸マクロを使っておられな い人も少なくないと聞きます。そんな方々が確実に秀丸マクロをインストールできる悩 殺の……あ、違った、必殺の、あ、また…ゴメン、必須でした……で、そんな方のため の秀丸ユーザ・必須の秀丸マクロガイド第1弾になる予定です(^^; (予定は未定…てな事にならないように気をつけねば(^^;;;……そうこうしている内に 、杉浦まさきさんに「チュートリアルマニュアルは…」とさりげなく振られてしまった (^^; HMWLPの概要 ●HMWLPのスタンス  HMWLPは『プレビューして文書内容を確認する』ことをすべての動作の前提とし ています。つまり『見て確認』した後で印刷なり編集続行なりをやろうじゃないか、と いう姿勢です。(内容確認の必要が無く、複数のファイルを連続して印刷する場合は、 直接、WinLPrt の連続印刷の機能を利用すると早いでしょう。) ●プレビュー  HMWLPは、WinLPrtの多彩な印刷書式を利用することで、秀丸が力点を置いてい ない印刷関連の機能(複数の段組、全角文字と半角文字のフォントの個別指定など)を いっきに拡充できます。特に印刷前に印刷結果を目視できるプレビュー機能は、秀丸ユ ーザとしてはたいへんありがたい機能です。ファイル全体だけでなく、範囲指定をして HMWLPを起動すれば、その一部分だけのプレビュー&印刷も簡単にできます。当マ クロとWinLPrtによって、プレビューを筆頭にした秀丸の印刷環境が大きく改善されま す(^_^) ●原稿の視認性  最終出力形式に近づけた形で文書内容を視認できる機能としての「プレビュー」もナ カナカ快適です。文書の視認性とは、その最終形態と執筆状態との差違を最小限にとど め、文書内容をわかりやすく見られる度合いです。たとえば縦書き文書。確かに一つの 文書を縦書きにしようが横書きにしようが、文字の並びそのものには何の変わりもなく 、意味的に異なることはまったくありません。しかし、人間の認識能力と文字の並びと いうのは不思議な関係でもあるんでしょうか、「最終的な媒体が縦書きであればどうし ても縦書きで文書を確認しないとしっくり来ない」と嘆く方々は、モノ書き専門(作家 、学者、研究員、報道、ライター…)だけではないようです。そこで、最終形態にあわ せてプレビューしたいわけです。縦書きであれば縦書きでプレビュー。横書きでも1行 の字詰めや段組を設定したプレビュー。こうした条件で執筆中の内容を確認できれば原 稿の視認性が上がり、快適に執筆できるでしょう。 ●縦書き[編集]は(;_;)  縦書きでの「プレビュー」だけでなく、縦書きでの「編集」も必要な場合、秀丸では 対応できません。縦書き編集のできるエディタや簡易ワープロを使うしかありません(; _;)。ま、いっそのこと最新の8太郎やワード97などを利用するのも現実的な選択肢 かもしれません。過去、ハードウェアとソフトウェアのバランスが悪い時代には「ワー プロは遅い!」と酷評されてしまいまったワープロソフトですが、使い方次第ではエデ ィタを凌駕できます(^^;。ま、その使い方がポイントですけど……。エディタとワープ ロを平行して使う、なんて手もあります。で、ワープロで水銀水が気に入っているのは ワード97。これは実に高機能かつ楽しいアプリケーション・ソフトウェアです。ここ 数日、秀丸マクロよりワードのマクロを作っている時間の方が長くなっていたりします (^_^ゞ で「書きマクロ for MS-WORD97」もやっと陽の目を見る段取りがついたような 次第です(^^ゞ 蛇足ですけど、8太郎のマクロは、秀丸マクロに似ているので、移植 は非常に簡単だったりします(^^; なんだかんだと言いながらも「jX-WORD太郎」から の付き合いですもんね。最初に購入したパソコンソフトがこれだったんだなぁ〜(^^) ●使い手が快適ならばそれでいい  Windows95では、好みやハード条件に応じていろんなソフトを自由に使える柔軟な環 境が提供されています。執筆環境もワープロだけでもなく、エディタだけでもない。ソ フトウェア個々の特性を最大限に利用して、書き手が少しでも快適と感じる環境を誰も が簡単に手にできればいいですね(^^)。 マクロ実行へ マクロを実行させる手順 (マクロ(M)→マクロ実行(X)の選択)  メニューバーのマクロ(M)をクリックして、続けてプルダウンメニューから「マクロ 実行(X)」を選択します。  これで「マクロ実行」ダイアログボックスが出ます。 Generated by HelpWriter. 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