━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ──────────────────── kakimac4.lzh k_DATE Ver.2.0 Manual (kDATE2m1.mac) 1994/08/08          ──────────────────── ──────────────────── 水銀水(Suigwinsui)/小田 明夫(HGD01603) ──────────────────── ──────────────────────────────────────        「書きマクロ・シリーズ」は、めざしています 『日本語文章作成に携わる全ての方々に、秀丸をファインアジャスト!!』 ────────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -------------------------------[目次]-------------------------------------     ┌──────────────────────────┐     │ 第1章・・・・・本マクロ群実行の準備(マクロ初心者必須) │     └──────────────────────────┘ ●[1]はじめに...........................................................[1] ●[2]実行前に下準備をしましょう.........................................[2] ●[3]いよいよマクロの実行...............................................[3]     ┌──────────────────────────┐     │ 第2章・・・・・本マクロ群の仕様            │     └──────────────────────────┘ ●[4] k_DATE Ver.2.0 主要仕様・変換例一覧...............................[4] ●[5] k_DATE Ver.2.0 の2MODE...........................................[5] ●[6] k_DATE Ver.2.0 の非選択起動MODE のコマンド体系と操作法............[6] ●[7] k_DATE Ver.2.0 の選択後起動MODE のコマンド体系と操作法............[7]     ┌──────────────────────────┐     │ 第3章・・・・・その他の事項少々            │     └──────────────────────────┘ ●[8]検索置換のサンプル例...............................................[8] ●[9]マクロ登録、キー割り当ての手順.....................................[9] ●[10]秀丸マクロのポイント少々.........................................[10] ●[11]kakimac シリーズについて.........................................[11] ●[12]最後に...........................................................[12] ------------------------- [目的別目次]------------------------------------  ◎必読……………………………………………………………………[2],[12].  ◎マクロを実行するのは初めてで不安だ……………………………[1],[2],[3].  ◎マクロで何ができるか、概要を知りたい…………………………[4],[5],[6],[7].  ◎k_DATE Ver.2.0の起動の仕方がわからない………………………[3].  ◎選択状態でk_DATEを実行したらどうなるの?……………………[7].  ◎年月日や時分秒がどう変換されるのか知りたい…………………[4].  ◎実際にどう変換出力されるのか試したい…………………………[8].  ◎気に入った! マクロ登録はどうやんの?………………………[9].  ◎午前/午後の位置が変になってしまう……………………………[4].  ◎私も秀丸マクロの『ドロ沼』にはまりたい(^^;…………お薦めできません、じゃない[10]. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [本文] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[1]------------------------------第1章---------------------------------------- ●[1]はじめに ●[1](この章は、秀丸を熟知している方は読み飛ばしてください) ●[1]  本マクロ群は、いずれも動かせばわかるように配慮されています。  でも、秀丸初心者の方で「マクロの使い方もな〜んにも知らない人」にも解るように、第1章 では、マクロの組込みから、実行の仕方までを step by step で手順を追って説明してあります。  「いまさらマクロの実行方法なんて・・・」と笑わないで下さい。過去、自作マクロのテスト を何度か知人に頼んだ経験上、やはり、1からの詳しい説明が必要であることがわかったもので すから。 【笑えない実例1】 「秀丸で例のマクロを読み込んだけど全く動かない!」との苦情。 「少々のバグはあるにせよ、全く動かないことはないだろう。でも、やっぱり致命的なバグがあ ったんかいなあ」と内心、真っ青になって事情を聞く。彼いわく、「いま例のマクロを秀丸で< 読み込んだ>んやけど、普段となんにも変わらへんでぇ。どないなっとんのや。しまいには怒る でぇ」  そうです。彼には「マクロの実行」と「テキストファイルの読み込み」との区別がつかなった のです。普段、テキストファイルを扱うだけなら、「マクロ実行」なんて必要ないですもんね。 【笑えない実例2】 「キー登録したいねんけど、キー割当のとこ見ても、例のマクロがないでぇ」との苦情。 これも通常、ワープロとしてだけ秀丸を使っている場合は仕方のないこと(^^;  こうした事例から、第1章は、秀丸マクロ初心者のために、正直、くどい、です。逆の言い方 をすれば、「操作法や意味などどうでもいいから、日付マクロを使いたいだけ」という方、また、 秀丸マクロにあまり慣れてない方は、以下の指示(1-5)に無原則に従っていただくと3〜5分で とにかく本マクロを動くようにすることができます(^.^) ●[2]実行前の下準備 ●[2]3ファイルをコピー!  (1) kakimac4.lzh を解凍します。  (2) 解凍された(1)〜(3)の3つのファイルを、秀丸があるディレクトリにコピーします。                       ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^   【書きマクロ Vol.4 #K1〜#K3】日本語文章作成支援シリーズ第4集 #K1〜#K3      kDATE2m1.mac......年月日・時分秒を実行する本マクロの本体...............(1)      kDATE2cD.mac......kDATE2m1.mac から一応、呼び出されるだけのマクロ......(2)      kDATE2cT.mac......kDATE2m1.mac から一応、呼び出されるだけのマクロ......(3)  (3) 次のファイルはどこかにおいて秀丸で読んで下さい。      readmeD2.txt......このファイルです。(読後は削除可)...................(4)  3つのファイルを秀丸のあるディレクトリにコピーできましたね。 では、秀丸でこの readmeD2.txt をオープンして下さい。 (初めからそうしている方、3つのマクロファイルを秀丸のディレクトリに移動さ せましたか? まだの方は3ファイルを移動させた後で、再度、秀丸でこのファイ ルを編集状態にして下さい) (注意1)マクロは、3つないと動きません。必ず、3つのマクロを秀丸のあるディレクトリに 移動させて下さい!!! (参考1)本当のところ、kDATE2cD.mac と kDATE2cT.mac の2マクロは、単に「呼び出される だけの」マクロではありません。それ単体で十分な機能を持ったマクロです。興味のある方は中 を覗いて下さればわかると思います。ま、普通は、kDATE2m1.mac を動かすだけで過不足ありま せん、…のはず、です(^^;) ●[3] ●[3]いよいよマクロの実行 ●[3]なお、5)まで読んでから実行して下さい ●[3]  (4)マクロの実行の手順を示します。(実行は(7)まで待って下さい)    (a)マクロ(M)→マクロ実行(X) で「マクロ実行」ダイアログボックスを出す。    (b)そのリストボックスから [ kDATE2m1.mac を選び、OKボタンを押す。            ※なお、リストボックスにない場合はファイルがコピーされていません。             従って(2)から再確認してください。    (c)現在の年月日・時分秒が現れるはずです。      「これなら、マクロの『日時挿入(1)』と変わらへんやないけぇ〜」と怒らないでね。       これからですから。また、現在の年月日・時分秒が表示されていない場合は、あな   たのパソコンの内蔵時計が冬眠中です。回りにいる人に時計を動くようにしてもら   って下さい。また、左に長い線があるのに、日時情報は、左にポツン、とも言わな   いでください。後でその意味が分かります。    (d)スピードはちょっと遅いかも(^^; まいど、私のマクロはスピードがちょっと。でも、   まあ、ゆっくりいきましょう。  (5)では、実際に上記の (a)〜(e) の操作をして、マクロを実行してください。    何度か、(6)を参考にして 実行してみて下さいね。    2回目以降は、(4)ー(b)が省略できるはずです。つまり、リストボックスには、    直前に実行したマクロ名が入るようになっています。(k_DATEが気に入れば、キー割り当    てすると便利です)    まあ、何回か、実行してみれば、どんなことをやるのか、把握できるでしょう。  つまり『k_DATE Ver.2.0 を起動』するには『3ファイルを移動して kDATE2m1.mac を実行』  すれば言い訳です。 ●[4]-------------------------------第2章---------------------------------------- ●[4] k_DATE Ver.2.0 主要仕様 ●[4]何ができるか(変換一覧)  k_DATE Ver.2.0 は、日本語文書上で、年月日・時分秒の形式を扱うマクロです。 日本語文章では、「秀丸が標準出力する日時情報形式 [YY/MM/DD(曜) tt:mm:ss]」(正確には 「秀丸添付の日付マクロでctr-1に登録されているマクロの出力する日時情報形式」というべ きでしょうが、これを以後「標準出力日時情報形式」と呼びます)だけでは充分ではありません。  日本語文章ですから、当然、昭和や平成などの元号が必要とされるケースが多く、また、使用 する数字も全角であったり、半角であったり、全角と半角の混合が必要であったり、さらには漢 数字を用いる場合など、多様な日時表現が求められます。  そこで、k_DATE Ver.2.0 では、上記の要望に応えるべく、 Ver.1 から大規模な見直しをはか りました。数字上の形式組み合わせは、 4,847,040 種類に昇ります、はい順列組み合わせです。 もしかして計算違いしてたらゴメン。はるか昔のことだもんねえ、順列組み合わせなんて。まあ 実際は、ゆうほど大したことはありませんが、確かに便利です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━          【年月日(曜)の変換一覧】 [●6,120種類] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  k_DATE Ver.2.0 は、年月日(曜)の情報を次の4部分に分け、それぞれ変換が可能です。 ┌───(1)年形式(1994,H06,H6,昭和元年,平成十二年,等17種) │┌─┬───(3)月日形式(03月15日,3月15日,弥生二十五日,等10種) ││ │┌─────(4)曜日形式(水曜日,Wed,Wednesday,等6種) 94/08/12(水) 15:23:45 └─┴──(2)セパレータ(/,-,/,−,年月日,等6種) 1. 年形式設定 [●17種類]   (例:94年) 94・・・・・・・・・・・・・・・(西暦2桁、半角2桁) '94・・・・・・・・・・・・・・(西暦2桁、半角3桁、頭半角カンマ) 1994・・・・・・・・・・・・・(西暦4桁、半角4桁) 94・・・・・・・・・・・・・(西暦2桁、全角2桁) ’94・・・・・・・・・・・(西暦2桁、全角2桁、頭全角カンマ) 1994・・・・・・・・・(西暦4桁、全角4桁) 一九九四・・・・・・・・・(西暦4桁、全角漢数字4桁、位表示なし) 千九百九十四・・・・・(西暦4桁、全角漢数字4桁、位表示あり) H06・・・・・・・・・・・・・・(和暦2桁、半角2桁、H・0付き) H 6・・・・・・・・・・・・・・・(和暦2桁、半角2桁、H空白付き) H6・・・・・・・・・・・・・・・・(和暦ツメ、半角、H付き) 平成06・・・・・・・・・・・・(和暦2桁、半角2桁、元号.0付き) 平成 6・・・・・・・・・・・・(和暦2桁、半角2桁、元号空白付き) 平成6・・・・・・・・・・・・・(和暦ツメ、半角、元号付き) 平成6・・・・・・・・・・・・(和暦ツメ、全角数字、元号付き) 平成六・・・・・・・・・・・・(和暦ツメ、全角漢数字、元号付き、位表示なし) 平成六・・・・・・・・・・・・(和暦ツメ、全角漢数字、元号付き、位表示あり) (注意1)秀丸出力の年情報は、西暦の下2桁だけです。従って、100年単 位の認識ができません。これは仕様です(^^;(いやあこの言葉、スゴひぃ) たとえば、「96」年は、前提として1900年代の96年です。決して1096年で はありません。実用上、差し支えありませんが、歴史関係の文章を書く人にと っては、少し辛いかもしれません。 (注意2)元号のサポートは、昭和元年から、平成37年までです。 つまり、元号とリンクできる西暦は、1926年から2025年までです。 (注意3)元号の変化は、元年の1月1日からとなっています。月日による変 更には対応していません(^^; (注意4)全角漢数字の位表示の有り無しとは、平成一二年と平成十二年の差。 以下、月や日の表示でも出て来ますが、全て同じ意味です。特に西暦を漢字で 表記する際には、一九九六年と千九百九十六年では必要とされる分野が違って いるようです(月日も同様)。 2. 年月日のセパレータ設定 [●6種類]   セパレータとは、年・月・日の区切り記号のことです。その形式を選択できます。   (例:1994/09/23) 1994/09/23・・・・・・・・(半角スラッシュ「/」で区切る)"; 1994-09-23・・・・・・・(半角ハイフン「-」で区切る)"; 1994.09.23・・・・・・・・(半角ピリオド「.」で区切る)"; 1994 09 23・・・・・・・・(半角空白「 」で区切る)"; 1994年09月23日・・・(「年月日」で区切る)"; 19940923・・・・・・・・・(セパレータなし)"; (注意1)セパレータを決める際に表示される年表示や月日表示は、選択中の 形式が表示されます。上記の例では半角数字が設定されています。これがもし、 年表示を元号半角ツメ、月日を漢数字にしていると、平成6/九/二十三日など と表示されます。多少、違和感のないでもない状態ですが悪しからず(^^; (注意2)セパレータなしは、年月日の表示自体には適しませんが、文書や情 報の連番を年月日情報とからめる場合に使用される場合があるようです。 3. 月日形式設定 [●10種類]          月・日の形式を選択します。てください (年、セパレータは参考)";   (例:9月23日) 94/09/23・・・・・・・・・(半角2桁、0付き)"; 94/ 9/23・・・・・・・・・(半角2桁、空白付き)"; 94/9/23・・・・・・・・・(半角、ツメ)"; 94/9/23・・・・・・・・・(半角全角混合半角2桁占有)"; 94/09/23・・・・・・・・・(全角2桁、0付き)"; 94/ 9/23・・・・・・・・・(全角2桁、空白付き)"; 94/9/23・・・・・・・・・(全角、ツメ)"; 94/九/二三・・・・・・・・・(全角漢字ツメ、位表示なし)"; 94/九/二十三・・・・・・・・・(全角漢字ツメ、位表示付き)"; 94/長月/二十三・・・・・・・・・(古典月、日:位表示付き)"; (注意1)大体は例を見ればわかると思いますが、例の上から4段目の「半角 全角混合半角2桁占有」について少し説明します。これは、月や日の数字が1 桁の場合には全角数字を使い、2桁の場合は半角数字を使い、結果として常に 数字部分は半角の2桁を使用しているというタイプです。日本語文章の縦書き の際には、頻繁に用いられる形式だと思います。 (注意2)年設定でも触れましたが、k_DATE Ver.2.0 では、年月日の情報を 4つの部分に分けて管理します。従って、月日設定時においても、年、その時 点で設定されているセパレータが表示されます。例えば、1994/長月/二十三と いうのは、普通、ヘンですが、ごかんべんを。あくまで月日設定は、月日の表 示だけを決定するのであって、他の表示はあくまで参考のために表示されてい るにすぎないですので(^^; (注意3)古典月は、お遊びです(古典が仕事の人には少しは有用?)。ただ し、月日形式を一度古典月に設定すると、直後に限りセパレータの「月」が表 示されなくなります。これは古典月に「月」が必要であったりなかったりする ための対応です。セパレータを再度選択すると元に戻ります。ついでに、月日 の設定で、「9月吉日」というのを入れたかったのですが、「メモリー制限の 64kにひっかる」ようなので今回は見送りました(;_;) 4. 曜日形式設定 [●6種類]   表示する曜日の形式を選択します。   (例:水曜日) (水) (水曜日) (Wed) (WED) (Wednesday) 曜日を表示しない (注意1)以上の6つから選択します。Ver.1 にあったつまらないスペルミス は直しておきました。恥ずかしい(^^;(^^;(^^;。誰か、「ちがってるよん」と 早めに教えてくらはいよ。書きマクロシリーズは、基本的に日本語文章作成を 支援するためのマクロですが、英語でも曜日は日本語文章にも必要だろうとの 判断です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         【時分秒の変換一覧】 [●792種類] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  k_DATE Ver.2.0 は、時分秒の情報を次の3部分に分け、それぞれ変換が可能です。    ┌-┬-┬───(2)時分秒形式(12:3:4,二時二十五分零秒,等9種)  AM 15:23:45 AM\n"+  │ └─┴─┼───(3)セパレータ(:,-, ,時分秒,等8種)  └───-─┴─(1)時制、記号(am/pm,午前/午後,位置は頭と尾,等11種) 1. 12/24時制、時制記号の選択 [●11種類] 12時制/24時制の選択、時制表記記号、その位置の3点を選択します  (例:23:45:00) 23:45:00・・・・・・・・・・(24時制、附帯情報無し) 11:45:00 pm ・・・・・・・・・(12時制、 am/pm 付き) 11:45:00(pm)・・・・・・・・・(12時制、(am/pm)付き) 11:45:00 PM ・・・・・・・・・(12時制、 AM/PM 付き) 11:45:00(PM)・・・・・・・・・(12時制、(AM/PM)付き) 11:45:00午後・・・・・・・・・(12時制、午前/午後付き) ──────────記号位置変更────── (注意1)24時制を選択すると、半角2桁0付きに変わってしまいますが、 後で数字形式を変えることができるので慌てないでください。 (注意2)記号位置変更とは、下の例でわかると思います。 11:45:00 pm pm 11:45:00 pmが時刻表示の前に来り、午前/午後が後に来たりはヘンですが、日本語文章 の中では、意外に「PM9:23」という表現があります。これは午後9時と いう日本語表記がそのままPMに置き変わっただけと言う所から来ているので しょうが、いずれにせよ、頭と尾のどちらにも動かせるように設定しておきま した。 2. 表示数字設定 [●9種類] 時分秒の数字を選択します  (例:23:40:06) 23:40:06・・・・・・・・(半角2桁、0付き) 23:40: 6・・・・・・・・・(半角2桁、空白付き) 23:40:6・・・・・・・・・(半角ツメ) 23:40:6・・・・・・・・・(半角全角混合、半角2桁分占有) 23:40:06・・・・・・・・・(全角2桁、0付き) 23:40: 6・・・・・・・・・(全角2桁、空白付き) 23:40:6・・・・・・・・・(全角ツメ) 二三:四〇:六・・・・・・・・・(全角漢字ツメ、位表示なし、〇表示) 二十三:四十:六・・・・・・・・・(全角漢字ツメ、位表示付き、零表示) (注意1)毎度、毎度ですが、現在使用中のセパレータが使用されますので、 表示は少しヘンですが、表示数字だけを設定します。 (注意2)例の下から2段において、「〇表示」と「零表示」が目新しいかと 思いますが、これは、「三時〇分〇秒」と「三時零分零秒」の違いでお判りい ただけると思います。 3. セパレータ選択 [●8種類] 時分秒の区切りを選択します  (例:23:40:06) 23:40:06・・・・・・・・(半角コロン「:」で区切る) 23-40-06・・・・・・・(半角ハイフン「-」で区切る) 23 40 06・・・・・・・・(半角空白「 」で区切る) 23:40:06・・・・・・・・(全角コロン「:」で区切る) 23−40−06・・・・・・・(全角ハイフン「-」で区切る) 23 40 06・・・・・・・・(全角空白「 」で区切る) 23時40分06秒・・・・・・・(時分秒で区切る) 234006・・・・・・・・・(セパレータなし) (参考1)なお、これらの情報が記憶されるのは、hidemaru.ini ファイルの [k_DATE] です。終了の際には注意をしていますが、午前/午後の位置が狂ってしまうとか、不 都合が起きた場合には、まず、、hidemaru.ini ファイルの [k_DATE] を全て削除して、 再度、k_DATE を起動してみて下さい。初期状態からの起動になるので、不正な記憶情 報による誤動作を回避できると思います。まあ、そこまでしなくても、何度か、こち ょこちょいじっていたら正しく動き出すとは思うんですが(ちとおおざっぱ?)。 (注意1)その他、不都合がありましたら、会議室なり、メールなりでお知らせ下さ い。 先着、200名様に限り、格安で夢のハワイ旅行があたる特別会員になれる 「選ばれた人」グッズをもれなく差し上げたりは『しません』。(学生の皆さん、悪 徳商法にはご注意。キャンパスで学生を装ったり、女性からの甘い言葉など、危険が 一杯。「甘い話しにはトゲがある」全く当たり前のことですがツイツイというパター ンも多いようです。こんなに厳しい世の中、儲け話しがあるなら、黙って一人で儲け ているハズですわいな) 是拠老婆心、失礼再蛇足。嗚呼若人達呼、望真実一路。後漢書 ← のハズがない(^^; ●[5] ●[5] k_DATE Ver.2.0 の2つのモード ●[5]  k_DATE Ver.2.0 は、(1)非選択起動MODE、(2)選択後起動MODEの2MODEを持っています。 (1)非選択起動MODE=範囲が選択されていない状態でk_DATE Ver.2.0 を起動したMODEで、  現在の年月日、時分秒を出力します。出力前に各情報の形式を自由に設定できます。  また、オプションとして、年月日のみ、時分秒のみの出力もできます。 (これは、#早川さんのリクエストに対応したものです(^^;)私の本業はいわゆる フリーライターですので、超難解なリクエストに応える実力はありませんがマクロを 少しでも触っている者として、リクエストされたことに対してはやたら情熱を燃やし てしまったのも事実です。いわんや、他の素晴らしいオンラインソフトの作者であれ ば、こうした気質はさらに過激になると想像します。世に「プログラマ魂」と言われ ているものでしょうか、与えられたテーマが困難であればあるほど頑張ってしまうと いう「困った性分」ですね。ですから、オンラインソフトは、使った感じだとか、不 便な点、快適な点などなんでもいいから、会議室なり、メールなどで作者に伝えるべ きなんだと、やっと今頃判りました(^^; まあ、私の作っているマクロくらいなら 「このアホ、バグがあるやんけぇ」とメールも出しやすいでしょうが、あまりに立派 なソフトの場合、どうしても気後れしてしまいがちですが、やっぱり出すべきなんで すね、これが。(もちろん社会一般の常識が必要なのは言うまでもないことですが)。 どんな作者も人の子。誠意のある要望には応えられる範囲で応えてくれるんでしょう。 また、ごく普通の使用感というものが、オンラインソフトを育てて行く最大のメリッ トでもあるわけですが、こうした初歩的な部分にやっと気が付き始めた今日この頃で した(^^;)    個人的に扱う文章では和暦などの年月日情報で十分だったのですが、  『「時分秒」も必要やでぇ』という花丸さんの書き込みがそもそもの動機になって、 今回のバージョンアップが行われたわけです、はい。それでもっと多くの人がより快 適に日本語文章を書ける環境が整備されたなら、こんなに素敵なことはないですもん ね(^o^) う〜ん、マニュアルと関係ないことをずらずら書いてしまうのは、ライター の困った性分なんでしょうね。すいませんです。まあ、今回のマクロは、こんなマニ ュアルを読まなくても十分に使えるよう配慮していますから、こんなものを読んでい る人は「かなりのマニア」だとふんでいますので、少々のところ、我慢して下さいま せ。(といいならが、書きマクロ定番のずるずるマニュアルを読んでる人も約1名、 知ってはいるのですが、やはり、ヘンなマニアの内なんでしょうね、きっと) この場を借りて(中途半端な場ですが)#早川さん、花丸さんに感謝いたします。 あっ、なお、花丸さんは上記の括弧内にあるような下品な言葉はお使いになっておら れませんので、念のため。ご本人の名誉のため、確認しておきます。 (2)選択後起動MODE=行範囲指定や文字列指定などの、範囲を選択した状態で k_DATE  を起動したMODEで、選択された範囲にある年月日、時分秒を検索して、置換、挿入、  スキップなどを行います。指定範囲中に検出できる限り連続して実行しますから、  既存の文書中の年月日、時分秒の統一に便利です。ただし、検索可能な年月日や時  分秒の情報は、秀丸標準出力の形式と同一の形式に限ります。  [検索可能な年月日、時分秒の情報形式]   ・年月日+時分秒...............................YY/MM/DD(曜) tt/mm/ss        半角数字、時分秒の前に半角空白が必要。   ・年月日.......................................YY/MM/DD(曜)        半角数字、年月日の個別検索時には、曜日はなくても可。   ・時分秒.......................................tt/mm/ss        半角 ●[6] ●[6] k_DATE Ver.2.0 非選択起動MODE のコマンド体系と操作法 ●[6]  なにも選択していない状態で起動した場合のMODEです。基本的には、秀丸標準添付のマクロが 出力する情報を出力します。ただし、年月日や時分秒の出力形式を自由に選択変更できます。 動作体系は次のようなものです(動かしてみた方が早いです)。  1.コマンド体系(というほどのものでもないか(^^;)                    ┌───────────────┐                    │1. 年形式設定";        │             kDATE2cD.mac  │2. 年月日のセパレータ設定"  │            ┌─────┐ │3. 月日形式設定";       │           ┌┤年月日設定│ │4. 曜日形式設定";       │   kDATE2m1.mac  │└─────┴─┴───────────────┘  ┌──────┐ │         【年月日(曜)の変換一覧・参照】  │メイン画面 ├─┤  │年月日時分秒│ │  │情報出力  │ │  └──┬───┘ │     │     │        ┌─────────────────┐     │      │ kDATE2cT.mac │ 1. 12/24時制、時制記号の選択│     │      │┌─────┐ │ 2. 表示数字設定";        │     │     └┤時分秒設定│ │ 3. セパレータ選択";       │     │      └─────┴─┴─────────────────┘     │                【時分秒の変換一覧・参照】     │     │      ┌─────────────────┐   ┌─┴────┐ │ 1.年月日個別出力(出力時の設定可) │kDATE2cD.macへ   │ Option   │ │ 2.時分秒個別出力(出力時の設定可) │kDATE2cD.macへ   └──────┴─┴─────────────────┘ (参考1)もちろん、年月日や時分秒の設定は記憶されます。また、設定しても記憶さ せなければ、時間の起動時には従来の形式で入力できます。検索変換中に設定を変える 場合、サンプル行には、現在に日時が現れます。これはあくまで「サンプル」です。元 の入力画面に戻ると、検索情報が設定書式によって変換されています。 (参考2)k_DATE Ver.2 の通常用法では、kDATE2m1.mac だけですが、kDATE2cD.mac と k_TIMEcT.mac は単独でも動くように設計されています。従って、年月日だけとか、 時分秒だけとかの使用を限定した特化使用が可能です(^o^)。それぞれのマクロにおい ても非選択起動や選択後起動が可能になっています。ただ、やはり通常の文章を扱い場 合には、k_DATE Ver.2.0 のメインである kDATE2m1.mac 以外はほぼ必要ありません。 そのために、オプションとして、年月日、時分秒の個別入力を用意しています。(選択 後起動MODEも個別の検索が可能ですから、よほど特別な用途でk_DATE Ver.2.0 を使わ ない限り、kDATE2cD.mac や kDATE2cT.mac を単独弟子よするようなシチュエーション はないとは思うのですが・・・。まあ、必要とあらば、どうぞ利用してやって下さい。 単独でもメインの kDATE2m1.mac と同等の動作をするようにマクロを組んであります) (参考3)遅さが気になる方は、起動後、画面表示が行われる前にすぐにリターンを押 して下さい。機能しています。日付だけを入力したい場合で、設定が決まっている時は こうしてみてください。表示にかかる待ち時間が短縮されストレスが溜まりません(^^) ただ、いくら形式が決まっているとは言え、違った形式を表示させたくなるのも不思議 な人情。ま、結果的にはいつも使っている形式で入力するんですけどね(^^)。  2.操作法 基本的に3つの操作で動きます。 (1)「実行したいと思うメニューをマウスでクリックする。 (2)↑↓キーで実行したいメニューへカーソルを移動させリターンキーを押す」。 (3)下線のある番号かアルファベットのキーを押す。 メイン画面だけは、最上段をクリックすると、年月日時分秒情報をテキストに出力しま す。他の出力画面では、年月日時分秒情報をクリックして下さい。 こうすることで、k_DATE Ver.2.0 を少しでも破約実行することができます。 後は、実際に動かして見ればほぼわかります。 また、メモリーの許す限り、「オンラインヘルプ(^^)ゞ」的なものを随所にちりばめま した。暇な時にいろいろなラインをクリックしてみて下さい。参考にはなるでしょう。 ●[7] ●[7] k_DATE Ver.2.0 の選択後起動MODE のコマンド体系と操作法 ●[7]  選択後起動MODEとは、行範囲指定や文字列指定などの、範囲を選択した状態で k_DATE を起動 したMODEで、選択された範囲にある年月日、時分秒を検索して、置換、挿入、スキップなどを行 います。指定範囲中に検出できる限り連続して実行しますから、存の文書中の年月日、時分秒の 統一に便利です。ただし、検索可能な年月日や時分秒の情報は、秀丸標準出力の形式と同一の形 式に限り、全部で以下の3種類の情報を検索変換します。    [検索可能な年月日、時分秒の情報形式]   TYPE-1:年月日+時分秒...............................YY/MM/DD(曜) tt/mm/ss          半角数字、時分秒の前に半角空白が必要。   TYPE-2:年月日.......................................YY/MM/DD(曜)          半角数字、年月日の個別検索時には、曜日はなくても可。   TYPE-3:時分秒.......................................tt/mm/ss           半角  1.コマンド体系(というほどのものでもおまへんなぁ(^^;)          ┌──────────────────────┐          │    範囲指定(行選択、文字列選択)   │          └──────────┬───────────┘             ┌───────┴───────┐             │   k_DATE Ver.2.0 の実行  │             │    (kDATE2m1.mac)    │             └───────┬───────┘         ┌───────────┴────────────┐         │     「年月日(曜日)+時分秒」の検索    │         └──┬──────────────────┬──┘            │                  │     ┌──────┴───────┐      ┌───┴────────┐     │    発見した場合    │      │  発見できない場合  │     │    検出情報の表示    │      └───┬────────┘     └──────┬───────┘     ┌────┴────────┐   ┌────────┴──────────┐  │    年月日か時分秒の  │   │      年月日形式の設定     │  │    個別検索を選択   │   └────────┬──────────┘  └────┬─────┬──┘            │                  │     │            │            ┌─────┴─┐┌──┴──┐            │            │ 年月日だけ ││時分秒だけ│            │            │  個別検索 ││ 個別検索│            │            └─────┬─┘└───┬─┘            │            ┌─────┴─┐┌───┴─┐            │            │ 年月日設定 ││時分秒設定│            │            └─────┬─┘└──┬──┘        └───────────┬──────┴─────┘      ┌─────┴────────┐  │     操作       │      ├──────────────┤  │ (R)置換出力後、次検索   │  │ (I)挿入出力後、次検索   │  │ (N)出力なしで次を検索   │  │ 強制終了:[ESC]キー    │      └──────────────┘ しばらく次の「検索置換のサンプル」例で実際に選択して、操作をしてみて下さい。  2.操作法 (a)変換したい日付情報がある範囲を、選択状態にする (行選択、文字列選択いずれも可能) (b) k_DATE Ver.2.0 を起動する。 (マクロ登録後キー割当するとさらに簡単。方法は後述) (c)まず、TYPE-1 の情報を検索します。 ここで検索できれば、出力するかどうか聞いて来ます。自分の出力したい形式 に設定を変えた後、操作をして下さい。 ・操作には下記の4種類あります。    (R)置換出力後、次検索:取得情報を変換情報に置き換え、検索続行    (I)挿入出力後、次検索:取得情報を変換情報の前に挿入し、検索続行    (N)出力なしで次を検索:なにもしないで、次の検索続行    強制終了:すぐにおわるには、 [ESC] キーを押して下さい 検索を範囲中に候補がなくなるまで続行し、終了します。 (d)TYPE-1 の情報が見つからない場合には、「見つかりまへ〜ん」と表示後、TYPE-2か   あるいは、TYPE-3 の情報を同じ指定範囲の中で、個別に検索するかどうか聞いて   来ます。「いいえ」を選択すると終了します。 (e)個別検索を実施する場合、TYPE-2 か TYPE-3 のどちらを検索するかを選択します。   後は、年月日か、時分秒の検索変換を実行します。 (注意1)操作には4種類あります。特に、 k_DATE Ver.2.0 を信頼されてない方々 (実は、私もその一人であったりして(^^;(^^;(^^;)やまだ、動作を把握していない場 合には、是非、「(I)挿入出力後、次検索」を選択して下さい。置換した方が美しいの ですが、信頼が得られるまでは、慎重に挿入出力をしてみて、動きを確かめて下さい。 で、バグなどが発見された場合には、すぐに「あほぉ〜、バグがあるやんけぇ〜」とFW INFの会議室なり、メールなりで発表してくださいねん(別にバグ情報は、関西人に限 定しているわけではありません。ちなみに、「だちかんてぇ、バグがありまっし」とか 「バグがあるだじょ〜」「バグはんがおわす」などなど全国各地からお受けいたします m_(_ _)_m)。 (注意2)年月日の情報検索の場合には、曜日の情報がなくても年月日の候補を検出し ます。ただし、一度、曜日がない年月日情報を発見すると設定が自動的に「曜日を表示 しない」にセットされます。記憶するわけではないのですが、範囲指定をして連続置換 を行っている場合には、気を付けておかないと、ある年月日情報から後、全て曜日情報 がなくなっているという悲惨な結果にもなりかねません。ですから、連続検索置換の場 合はいつも表示される●置換後情報に注意しておいて下さい。(まあ、置換後であって も秀丸の「やり直し」コマンドで元に戻せるから心配ないと言えば心配ないのですが。 そうは言うものの曜日データが消え去った直後の画面を見ると一瞬ではあるものの血の 気が引くのは事実だったりします) (参考1)形式を変えたい情報が最初から決まっている場合には、そこを文字列指定し て、 k_DATE Ver.2.0 を実行して下さい。少しでも早いかと思います。 ●[8]-----------------------------------第3章--------------------------------------- ●[8]検索置換のサンプル ●[8] それぞれの行を選択して、kDATE2m1.mac を実行してみて下さい。 (やっぱりキー登録が必要ですね(^.^)) 選択の方法は、行選択でも文字列選択でもいずれでも結構です。どちらかと言えば、行選択の方 が、めんどうでなく、早い操作が可能だとは思いますが、好き好きですから、ご自由にどうぞ。  94/08/12(金) 15:01:28     上記は、秀丸のマクロ1に登録されているマクロの出力です。   k_DATE Ver.2.0 の初期値でもあります。これからいろいろと設定を変えてみて下さい。  94/12/31(日) 00:10:00     できれば、このケースは、時分秒の漢数字の「〇」と「零」を比べてみて下さい。   時分秒設定の表示数字設定を変えます。  26/08/01(水) 10:25:58    05/08/01(水) 10:25:58    95/08/01(水) 10:25:58    25/08/01(水) 10:25:58     これは、年月日の元号を調べてみて下さい。   上記の4行を選択状態にして、k_DATE Ver.2.0 を起動、年設定を元号表示にします。  以上は、年月日、時分秒が揃っている場合です。  以下は、年月日、時分秒がリンゴ、じゃない不揃いの場合です。(ちと古クサいか(^^;)  『下から5行を選択状態にしてk_DATE Ver.2.0 を起動』してみてください。  既存の文章、しかも文章中にある年月日、時分秒情報がどんどん検出され、変換されるのは、  気持ちのいいものです。ただし、再変換マクロはないので、注意をして下さい。まあ、やり直  しコマンドがあるので安心ですが。貴重な文章を扱う場合の注意はいつの日も同じです。  前後に通常の「94/08/12(金) 15:01:28」文字があっても検索します(当たり前?)  年月日情報だけの94/02/01(金)場合でもばっちりです。  こうしたイレギュラーな94/11/25() 15:01:28情報も個別検索でキャッチ。  時分秒情報は、15:01:28午前/午後の  表示設定を変えると00:00:00さらに面白い結果がでます。 12:00:00行選択で行頭検索もできます(通常の秀丸上での検索は不可能なんですわ)!!!!  その他、各自、ご自分の良く使うパターンでテストをしてみて下さい。 ●[9] ●[9]マクロ登録、キー割り当ての手順 ●[9]  で、気に入って頂けた場合は、ニフティーの送金代行システムで・・・ん? 違うでしょ、 ちがいます、現金書留で・・・ありゃま、また違いました、つまりですねえ、気に入った場合、 継続して使用したい方は、銀行で・・・う〜、絶対にちがいます。  で、、このマクロも他のマクロ同様、マクロ登録してもらえれば更に快適に使えます。 また、キー割当で好みのキーに割り当てると、快適さはいよいよ増します。  なお、気に入って頂けた場合は、マクロ登録法+キー割当するとキー一発で起動できるので非 常に便利です(たったこれだけを言いたいがために5行も使ってしまったm(_ _)m)  キー一発で、k_DATE Ver.2.0 を使えるようにするには、2段階の設定が必要です。  (T)マクロ登録  (U)キー割り当て    では、以下の手順で本マクロを組み込んでみましょう。  (T)マクロ登録    (1)マクロ(M)→マクロ登録(E)で上の段の、グループ(G)をクリック。    (2)開いているグループの開いている番号をクリック。    (3)その開いている「タイトル」に「一発k_DATEV2」とでも記入(何でもいい)    (4)その横の「ファイル名」に『kdate2m1.mac』を選択。(コレ以外ダメ)    (5)OKを選び、元の画面に。  (U)キー割り当て    (1)その他(O)→キー割当(K)とクリックを続けると、キー割り当てダイアログが出ます。    (2)キー割り当てダイアログは、大きく3つの部分に別れています。      一番左側に「キー(K)」、真ん中に「コマンド(C)」、右側に「分類(G)」でっすね。    (3)左側の行から、自分の好きなキーを選びます。      「キー(K)」の一覧からキーを選ぶのですが、その下の部分に注目。      「Shift,Ctrl,Alt」そして「キー割り当て拡張」とありますね。好きなキーは、これ      らのキーと組み合わせたものを使用します。      (たとえば、「 Alt+D 」などがいいかもしれません。この場合は、Alt をチェック      して、一覧表の中から「 Alt+D 」をさがしてチェックします。    (4)次に、一番右の「分類(G)」の一覧へ行って、下から2段目の「メニュー/マクロ」      をチェックします。    (5)すると、真ん中の列の「コマンド(C)」にメニューやマクロがずらずらと出て来ます。      そこで、「(T)マクロ登録の(3)」で設定したマクロを選択します。    (6)下の列の「OK」をクリックして、元の画面に戻ります。 ちょっと長い操作ですけど、一度覚えてしまえばもう簡単です。 ちなみに、設定したキー(上記の例の場合は「Alt+D」)を押してみて下さい。 一発で今日の年月日+時分秒がでてきたでしょ。もし出ない場合は、どこか設定が間違 っています。(T)(U)を再度、やりなおしてみてくだしゃんせ。 ●[10] ●[10]秀丸マクロのポイント少々 ●[10]  秀丸マクロは、プログラム用の「言語」ではありませんから、多少の限界があります。それを 知った上で、快適な秀丸マクロの世界を堪能できればさらに素晴らしい世界が広がるのでしょう。 これから秀丸マクロの『泥沼(^^;』に突入しようとしている方にとって、少しでも問題クリアに なる手助けになればと幸いと思い、今回のマクロ作成で私が学習した2、3のポイントを記します。 ・まず、スピードですが、いわゆる「インタープリタ型」とゆう、1行づつ解釈して実行するタ イプのようなパターンですから、安全である一方でスピードがもう一歩です。k_DATE の動作の 遅さもここに起因しています。(変なサブルーチンを呼びだしすぎかも(^^;)。しろ〜との私と しては、最大限、スピードが獲得できるようにはしたつもりです。「こうやればさらにスピード アップできる」とアドバイスしていただける方、首を長くしてお待ちしております。 ・「変数メモリ64Kの壁」  これに最近、悩まされつづけています。便利だからと言って、配列子を多用してはいけません。 バチがあたって「バッファがいっぱいになりました。マクロ登録をお使い下さい」だったか、そ んなエラーメッセージが出て終わってしまいます。未だにその意味が分からないパープー水銀水 としては、マクロを分割して、execmacro を使うしかありません(;_;)(;_;)(;_;) これはかな り、絶望的な壁です。変数名を短くする、くり返しは極力避ける、長い変数は短い変数に置き換 えて登場させる、などの小手先のテクニックしか思い付きませんでした(;_;)  また、同様の理由で、マクロに「オンラインヘルプ」の役割をさせる message コマンドを多 用してはいけません。変数メモリに、メッセージの内容も乗っているので、どんどん使えるメモ リが減って行くようです!? message コマンドは、必要最低限にするべきでしょう。 ・execmacro コマンドでの引数の受け渡し。サブマクロへ引数を渡したい場合がありますが、こ れに対しては、「writeini*」で引数を書き込んでおいて、サブマクロの方で「getini*」してや るしか、思い付きませんでした。(「execmacro "sub.mac 123";」とか、「execmacro "sub.mac " "abc";」など、それらしいことはやってみたんですが、どうもというか、やっぱりというか、 ダメでした(^^;)  ディスクへのアクセスが気になりますが、これも「ちゃんとやってるぞ」という信号と思えば 心地好いものになってしまいました(^^; ・漢数字変換のサブルーチンなどは、流用できると思います。利用するシチュエーションがあれ ば、どんどん活用して下さい。まあ、やっている人はよりよいルーチンを作っているでしょうが。 一応、元年や〇、零にも対応しているということです。元年などが不要で純粋に漢数字への変換 だけを実行したい場合は、2、3行を削除するだけで機能します。(の、はず(^^;) ・マクロ登録の30の壁。こうやってマクロをどんどん登録して行くと、登録数30と言うのは、 かなり少ないと実感するようになります。メモリ64kの壁も最初は「誰がそんなムチャするだ ろう」と思っていたら、意外にすぐ目の前に来たりするこの壁。マクロ登録にもありました。 「マクロを30も登録するなんて」と思っていたら、「あれ、どれを削ろう」という深刻な悩み に直面する今日この頃。登録は厳選して、必要なマクロのみを登録するよう心掛けましょう(^^; ・秀Term のスクリプトにあるコマンドが秀丸にもあったらとヨダレを出しています。(個人的 には秀Tremのことはわかりませんが、秀丸マクロと同じ性質のスクリプトとは思えないほど、コ マンドが充実しているようです)ですから、秀Termでスクリプトを組んでいたからといって、秀 丸マクロを甘く見ると、あれがない、こうしたいのに、といった欲求不満がでてしまいます。秀 丸マクロの強力さを生かす見通しを立てるべきでしょう。(と友人が言っていた)  まあ、なんでもかんでも秀丸マクロでうあろうとする姿勢の方がおかしいわけです。一応、マ ルチタスクなんですから、便利な他のソフトを併用すべきなのでしょう。 ●[11] ●[11]kakimac シリーズについて ●[11](暇な人以外、読み飛ばすよう、お薦めします(^^;)  k_DATE Ver.2 は、「秀丸エディタ for Windows」上で日本語の文章を扱いたい方々のための マクロプログラムで、日付の入力や既存の年月日(曜)、時分秒などの形式を変えたりするための マクロプログラムです。  エディタは元来プログラマのための道具でした。従って、プログラムを書く上での便利なマク ロ、また、パソコン通信をする上での有用なマクロなどは過去、素晴らしいマクロが多く公開さ れています。  しかし、エディタで日本語を扱う場合はどうでしょうか?  確かにエディタには、過去の重量級ワードプロセッサに比べて軽快に動く、大量の文書が扱え るなど、従来から言われてきたエディタの利点があり、最新の高機能ワードプロセッサの出現に も関らず、日本語文章を扱う方々の中でかなり多くの人がエディタを手放せないでいるのが現実 でしょう。ただ、日本語文章ゆえの「○字×○行」という制約の上で、快適に日本語文章を書け る条件はかならずしも整ってたわけではなかったと考えます。  エディタは、あくまで「日本語『も』扱えるプログラミングツール」でしかなかったわけです。 エディタが日本語を書く上で書き手に与えてくれた便利な機能とは、1行の文字数の設定や禁則 処理が一般的です。秀丸エディタはさらに行間を広くするなどの様々な環境を示してくれました が。(ありがたい、ありがたい)しかし、まだまだ「日本語文章」を扱う上では充分とは言えま せん。  そこで日本語の文章を書く上での最大のポイントは何かを考えました。もちろん、何をどう表 現するかといった面では、個人の能力「筆力」に任せるしかありませんが、文章を仕上げる時の 最大の無駄な労力がポイントで、その無駄とは「行数調整にある」と個人的には断定しています。 (もちろん、秀丸が1行の文字数を禁則処理も含めてやってくれるという大前提があるからです が)  ペンティアムマシン、しかも90Hz版の前に座りながら、ディスプレイを指で触れながら、 「2、4、6…、あっ、間違えた。1、2、3…」と指先で行数を確認している図は、漫画であ りながら日常生活の中で意外によく見かける風景でもあります。私だってつい14、5行の行数 なら、画面に顔を近づけて「え〜、2、4・・」と思わずやってましたもん。また、1行から2 0行の行数、10行から30行までの行数が違っていると直感的にわかる人間電卓みたいな人以 外は、行数の数え方とは、意外に難しいものなのです。  しかもそんな労力は、文書を書く上ではなんら本質的ではないに関らず、非常に時間と神経を すり減らす作業でした。  「書きマクロ」シリーズでは、こうしたエディタで「○字×○行」というスタイルを架せられ た全ての方が少しでも快適に日本語文章が書けたならと言う願いに基づいて公開されました。  さらに今回、日本語文章を扱う上で不可欠な和暦や時間表記の形式を整える機能を秀丸に追加 するマクロを公開いたしました。  漢数字の日時の表現、昭和や平成などの元号、元年とか零時などの表記など、日本語文章を扱 うためには欠かせない要素を自由に設定できるマクロです。さらに、既存の日付情報を検索して、 希望の形式に変換するMODEも用意。今までの文書に対しても利用できます。  特に職業ライターのみなさま、雑誌などの編集に携わっているみなさま、関連誌に寄稿が必要 な学生さん・教員のみなさま、日々刻々と変化する日本経済を支えるビジネスマンのみなさま、 その日本を支える官僚諸氏方々を始め、日本語文章の環境が死活問題になる方々に効果的に利用 していただければ、本望です(^^;  コンピュータリゼーションの飛躍的な進展によって私達の身近に非常に高機能でかつ安価なソ フトが多数出まわって来ました。しかし、日本語を扱う環境には一般的なソフトの進歩に比べる と、旧態依然とした状況から抜け出ているとはいえないでしょう。パソコン関係の雑誌を見ても、 新しいハードやソフトの記事は目にしますが、「実際に日本語文章を書く」観点からの地に足の 付いた記事はついぞ見かけません。パソコンが当たり前の文房具になりつつある現在、単に夢を 膨らませるだけの時期ではないのですから、もうすこし、現実に立脚した情報も欲しいものです。 特定の業務を専門とする人以外の、圧倒的大多数のコンピュータ利用者のほとんどが、「日本語 文章を扱う」という現実がありながら、その環境が劇的には改善されていないのは寂しい限りで す。もう少し、日本語文章を快適に扱うと言う「当たり前の環境」が整ってくれればいいのにと 願うばかりです。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   『エディタで日本語文章作成に携わる全ての方々に、秀丸をファインアジャスト!!』           「書きマクロ・シリーズ」のねがいです。              ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  (う〜ん、やっぱり、やすもんの化粧品の宣伝文句やな、これは(^^;) ●[12] ●[12]最後に ●[12]  本マクロ集は、斉藤秀夫氏のシェアウエアである[秀丸エディタ for Windows Ver.1.31] のためのフリーウエアです。このマクロは無料ですが、使用するのに必要な秀丸は商品です。 また、本マクロ集は、秀丸の作者とは全く無関係で、本マクロ集で生じたトラブル等で迷惑のか からないようお願いいたします。  また、使用上のいかなる損失に対しても保証しかねます。各自の責任において使用・改変等を 行って下さい。なお、本マクロ集に関する苦情、問題点、要望、バグなどを発見した場合等には 、一応、FWINF の12番会議室にどうぞ。できるだけの対応はさせていただきます。(時間と実力に 限界がありますが(^^;。特にいわゆるジ・ツ・リ・ョ・ク(;_;))  では、皆様のより一層の快適な日本語作成環境の発展と御多幸を祈りつつ・・・(^^) 平成06年8月13日(土曜日) 午後5時58分24秒 水銀水(Suigwinsui)/小田 明夫(HGD01603)